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白藤 杏子 白藤杏子(しらふじ きょうこ)がデザインされたカード群。WORKING !!スペシャルパック時点で7種類が存在する。 《白藤 杏子&轟 八千代(049)》《轟 八千代&白藤 杏子(225)》を除く全てのカードが【店長】を持つ。 ワグナリアの店長。 クールな印象を持つが、ほとんど仕事をせず傍若無人にふるまう。 スタッフの採用もかなり適当に行っており、度々音尾に注意されている。 学生時代はスケバンだったため、態度の悪い客をシメようとしたことも。 声優は渡辺久美子。 カード一覧 《白藤 杏子(035)》 《白藤 杏子(036)》 《白藤 杏子(037)》 《白藤 杏子(038)》 《白藤 杏子(039)》 《白藤 杏子(046)》 《白藤 杏子(211)》 コンビ 《白藤 杏子&轟 八千代(049)》 《白藤 杏子&轟 八千代(050)》 《轟 八千代&白藤 杏子(225)》 支援カード 《轟 八千代(053)》 《轟 八千代(054)》 《轟 八千代(212)》 発動キー 《轟 八千代(056)》 《轟 八千代(068)》 《ヤンキー杏子》 関連項目 『WORKING!!』 【ワグナリア】 【店長】 種島 ぽぷら 小鳥遊 宗太 伊波 まひる 轟 八千代 佐藤 潤 相馬 博臣 山田 葵 音尾 兵吾 松本 麻耶 真柴 美月 真柴 陽平 編集
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佐倉 杏子 佐倉杏子(さくら きょうこ)がデザインされたカード群。劇場版魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語時点で45種類が存在する。 イメージカラーは赤だが、赤色だけでなく黄色のカードも多い。 縄張りを手に入れるべく見滝原に現れた魔法少女。八重歯が特徴的。 好戦的な利己主義者で、相反する思想を持つさやかとは最初は対立していた。 さまざまな事件を経て徐々に相手の気持ちを理解し、友達だと思えるようになっていった。 しかしさやかが絶望に打ちひしがれて自我を失ってしまい、暴走する彼女に必死に呼びかけ続けたが…。 聖職者の父の話を聞いてほしくて契約したが、それが本人の意志ではなく、それにより家族を崩壊されてしまう。 武器は槍で、多節棍のように自在に伸縮する。 声優は野中藍。 カード一覧 《佐倉 杏子(011)》 《佐倉 杏子(019)》 《佐倉 杏子(020)》 《佐倉 杏子(021)》 《佐倉 杏子(037)》 《佐倉 杏子(053)》 《佐倉 杏子(065)》 《佐倉 杏子(066)》 《佐倉 杏子(067)》 《佐倉 杏子(068)》 《佐倉 杏子(086)》 《佐倉 杏子(087)》 《佐倉 杏子(206)》 《佐倉 杏子(207)》 《佐倉 杏子(217)》 《佐倉 杏子(218)》 《佐倉 杏子(312)》 《佐倉 杏子(313)》 《佐倉 杏子(314)》 《佐倉 杏子(315)》 《佐倉 杏子(316)》 《佐倉 杏子(317)》 《佐倉 杏子(318)》 《佐倉 杏子(319)》 《佐倉 杏子(320)》 《佐倉 杏子(334)》 《佐倉 杏子(335)》 《佐倉 杏子(336)》 《佐倉 杏子(337)》 《佐倉 杏子(338)》 《佐倉 杏子(410)》 《佐倉 杏子(411)》 《佐倉 杏子(412)》 《佐倉 杏子(413)》 《佐倉 杏子(414)》 《佐倉 杏子(415)》 《佐倉 杏子(429)》 《佐倉 杏子(430)》 《佐倉 杏子(431)》 《佐倉 杏子(432)》 《佐倉 杏子(433)》 《佐倉 杏子(434)》 《佐倉 杏子(PP005)》 《佐倉 杏子(L010)》 《佐倉 杏子(P018)》 コンビ 《美樹 さやか&佐倉 杏子(052)》 《佐倉 杏子&キュゥべえ(326)》 《佐倉 杏子&美樹 さやか(370)》 《佐倉 杏子&暁美 ほむら(421)》 《暁美 ほむら&佐倉 杏子(463)》 《美樹 さやか&佐倉 杏子(470)》 《美樹 さやか&佐倉 杏子(L004)》 《美樹 さやか&佐倉 杏子(P015)》 支援カード 《最後の祈り》 《背中合わせ》 発動キー 《恫喝》 関連項目 『魔法少女まどか☆マギカ』 【魔法少女】 鹿目 まどか 美樹 さやか 暁美 ほむら 巴 マミ キュゥべえ 百江 なぎさ 藤和 女々 木原 麻耶 邪神 たま 編集
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詳細は佐倉杏子 ※このページをwiki管理者さんが編集権限を管理者のみに変えてくれないと自動ページ転送はできないみたいです ページ転送(リダイレクト)(redirect) #redirect(ページ名){アンカー} と入力することで指定したページへリダイレクト(転送)できます。 ページ名の指定は必須です。 アンカーはオプションです。(無くてもご利用いただけます) なお、アンカーは#を除いた形でご指定ください。 ただし、現在以下の場合には正常に動作しません。 リダイレクト先ページが存在しない場合 リダイレクト先ページ内容に#redirectという表記が存在する場合 設置ページが管理者以外で編集可能な場合
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佐倉杏子 魔法少女として生き抜く知恵を教授したら、いきなりマミの死をほむら同様、いやむしろ それどころかその場にいなかったのに自分のせいにされて因縁をつけられる 精神衛生上知らないほうが良かったソウルジェムと魂の秘密や魔女化の事実を知ってしまう 助ける義理のないさやかを何度も説得する 苦しい思いをして手に入れた林檎を要らないと一蹴される それどころか身寄りも収入もなく足掻いて生きている自分に対してどうやって手に入れたなど 傷を抉り、ともすれば生きることを否定するかのような発言をされる 魔女結界まで助けに来て、まどかを守りけじめをつけるために 覚悟の上の行動とはいえ、自らの命を犠牲にしてさやかを介錯することに 10話ではさやか魔女化を受けてマミに介錯される さやかと同じく接近戦用の武器を扱うが 少なくともマミと会うまで一人で戦い抜き マミのもとで共に研鑽を重ねた結果、かなりの実力者となる その後家族の死で価値観が変わり偽悪的に振舞うが マミとは離別し、迷惑を掛けていない そうして絶望せず彼女なりに折り合いをつけ生き残ってきた ほむらにもワルプルギスと戦う仲間として期待されていた 周囲を守るという建前を抱きながら 周囲に迷惑を掛け、周囲に依存し続け 自身の私生活で絶望したさやかとは大きく異なる 家族や友人がいて安定した生活を送れるさやかに アドバイスを与えるが、それがさやかに届くことはなかった 杏子は食べ物を粗末にする人間を嫌うが 見返りを求めない行動や優しさすら受け取れなくなったさやかは 林檎を受け取らずに投げて彼女の怒りを買う 思えばこの描写もさやかと周囲の人物の溝を表現していたのだろう 偽悪的に見えても見返りを求めず他人のために行動できる杏子はほむらと並んで さやか厨の中でも歪んだ正義感を持ち さやかは正しいと主張する人々に恨まれている 一般的に杏さやは人気カップリングであるが 当初さやか厨の中には杏子に対して良い感情を持たないものが大半であった (当時のさやか厨はまどか・杏子・上条・仁美・ほむら・マミと全方位を敵に回して 「さやか悪くない他の奴と環境が悪い」との一点張りで主張していた) 9話放送後は杏子スレにさやか厨が押し寄せてきたために 住人がアンチスレに不満を訴えていた(過去ログ参照http //www.logsoku.com/r/anichara2/1297433008/) もう不満を言う気力も失せたのか、今でこそ鳴りを潜めているが 杏子とさやかを一緒に組ませる所謂「抱き合わせ」については否定的な意見も多い また今でこそメジャーな扱いだが当初は女性ファンによる作品が多くBL的であるとの批判もあり さやかに自己投影して杏子は竿役やタチで惚れる役回りなんだろと厳しい意見も噴出した pixivの「紅騎士と蒼髪姫」のタグも恋愛脳拗らせた女の厨二病などと言われ反発を強める一因となった (恐ろしいことに紅騎士を黒騎士…終始さやかにキツイ対応をされていたほむらに改変したタグもある 痛いタグに定評のあるpixivと当時から賛否が分かれている) まどさやスレの住人の一部が尋常じゃない数書き込んでいたり 杏子自体そんなに好きではないさやか厨も多いため (杏子アンチスレにはさやか厨の書き込みも多かった) まどさやスレと杏さやスレの比率はおよそ3:1である それでもまどさやスレにはの一部の狂信者の書き込みの勢いは落ちないため その差は更に広がりつつある
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【01-10】 【11-20】 【21-30】 【31-40】 【41-50】 【51-60】 【61-70】 【71-80】 【81-90】 【91】 【92】 【93】 【94】 【95】 【96】 【97】 【98】 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1332854978/ 【次】 35 名前:†[sage] 投稿日:2012/03/28(水) 00 44 31.95 ID jv16DRge0 108 名前:†[sage] 投稿日:2012/03/29(木) 00 18 39.46 ID ebOQWP9H0 171 名前:†[sage] 投稿日:2012/03/30(金) 00 19 50.10 ID 2YHXyz380 [1/2] 214 名前:†[sage] 投稿日:2012/03/31(土) 00 25 14.77 ID 6y4nXlCM0 276 名前:†[sage] 投稿日:2012/04/01(日) 00 42 07.87 ID XVbyjoGf0 [1/3] 340 名前:†[sage] 投稿日:2012/04/02(月) 00 47 44.08 ID HpaCi+N60 383 名前:†[sage] 投稿日:2012/04/03(火) 00 36 16.22 ID 3pnJZP9C0 [1/2] 445 名前:†[sage] 投稿日:2012/04/04(水) 00 36 09.31 ID RdkLq14r0 [1/2] 493 名前:†[sage] 投稿日:2012/04/05(木) 00 50 19.04 ID H2iIdQsJ0 539 名前:†[sage] 投稿日:2012/04/06(金) 00 39 30.91 ID WUVoREqi0 [1/2] 35 名前:†[sage] 投稿日:2012/03/28(水) 00 44 31.95 ID jv16DRge0 3月28日、久しぶりに杏子ちゃんが鯛焼きを食べているのを見た 今日は日本の明治政府が廃刀令を発布した日でスリーマイル島原子力発電所事故が発生した日 画家フラ・バルトロメオの誕生日で、後鳥羽天皇や雷帝イヴァン4世の命日でもある 1876年に発布された廃刀令は秩禄処分とともに士族(武士)のアイデンティティを奪い去る事になる これは明治政府の四民平等政策の一環であったが、言うまでもなく士族から多大な反感を買った その結果として神風連の乱、秋月の乱、萩の乱、西南戦争といった士族反乱を引き起こしてしまう しかし、武力で対抗するも不平士族は政府軍(官軍)に敗れる事になる そして、西南戦争以降の不平士族の反対運動は武力を用いたものから自由民権運動に移行した 後鳥羽天皇は承久の乱を起こした天皇として有名だが、中世屈指の歌人としても名高い 新古今和歌集の勅命を下したのも彼であり、小倉百人一首の99番目の歌(下の歌)を詠んだのも彼である 「人もをし 人もうらめし あぢきなく 世を思ふゆゑに 物思ふ身は」 因みに小倉百人一首の100番目の歌を飾るのは後鳥羽院の子の順徳天皇である わたしも和歌で杏子ちゃんへの愛を伝えてみたいな、稚拙な技法でもいいから、心を込めて歌を詠みたい 紀貫之だか誰だか忘れたけれど有名な歌人が「技巧>心」な歌より「心>技巧」な歌の方がgoodだって言ってたしね 近所のショッピングモールでグルメフェアなるものが開催された 日本全国の名産グルメが集まってくるという杏子ちゃん垂涎のイベントだ 勿論、わたしと杏子ちゃんもやってきた。杏子ちゃんのテンションが異様に高い 四方からいい匂いが漂ってくる 前からはお肉の匂い、後ろからは魚の匂い、右からはお好み焼きの匂い、左からはスイーツ的な匂い 杏子ちゃんは周囲をくるくる見回して、何処に行くべきか迷っているようだ そんな中、泣きながらキョロキョロしながら歩いている幼い男の子を見つけた 様子を見たところ親とはぐれてしまったらしい。 どうしようかと迷っていると、杏子ちゃんがその子の方に向かっていった 杏子ちゃんがしゃがんで、その子に何か言っている。 一緒に探してあげるってわけでもなく、慰めてあげているってわけでもないようだ しばらく、その状況を見ていると、その男の子は涙を服の袖で拭い泣くのをやめた 杏子ちゃんはそんな男の子の様子を見ると、笑顔になってパーカーのポケットからお菓子を取り出した それを受け取った男の子は杏子ちゃんに手を振って、人込みの中に姿を消した 「やれやれ、困ったガキだよな、ほんと」 杏子ちゃんはブツブツと小言を言いながらわたしの方に戻ってきた でも、そのワリには満更でもなさそうな表情の杏子ちゃん。何か達成感を得たような、そんな顔をしていた 「な・・・なんだよ?そんなじっとあたしの顔なんか見て…」 いや、杏子ちゃんって優しいんだなって思っただけだよ。でも、どうせなら一緒に探してあげればよかったのに。 杏子ちゃんがそのつもりだったなら、わたしも手伝うつもりだったよ 「バカ…別にあたしは優しくなんかないさ///。 それにな、ああいうのは一人で探さないといけないんだ。 人生には一人で生きていかなくちゃいけない時期ってのもあるんだしな。 それがずっと続くなんてことはねーと思うけど、ある程度は誰も頼らないで生きていく力は必要だと思うんだ」 「あ、でも、別にそういうことを思ってあのガキに話しかけたわけじゃねーからな ただ、泣き声が五月蝿かったからそれを止めようとしただけだかんな!」 優しいだけじゃなくて、色々な事を考えているんだね、杏子ちゃんは 本当に杏子ちゃんは尊敬できる人物だと思うよ。可愛いしね! 「別にそんなんじゃねーし/// でも、あたしのこと尊敬してくれるってんなら一先ずなにか食わせてくれ。腹ペコで死にそうだよ」 じゃあ、あっちのステーキのコーナーにでも行ってみようか? 今日は杏子ちゃんの優しさを讃えて、何でも食べていいよ 「だからそんなんじゃねーって…///」 恥かしそうにする杏子ちゃんだけれど、やっぱりその表情は満更でもなさそうだった コメント 108 名前:†[sage] 投稿日:2012/03/29(木) 00 18 39.46 ID ebOQWP9H0 3月29日、仏滅だ。縁起が悪い。物忌というわけじゃないけど、今日は外出を控えようか 今日は工場法が公布された日で、薬剤師ジョン・ペンバートンがコカ・コーラを初めて製造した日 儒学者の室鳩巣や軍人アレクセイ・クロパトキンの誕生日でもある コカ・コーラのコカの葉(俗に言うコカイン)とコーラの実を原材料に使っていた事によるらしい 法律で禁止されるまでは、微量ながらコカイン成分が入っていたらしい 日本でもよく愛飲されているコーラだが、添加物のワルプルギスの夜、あまり健康に良いものではない コーラ+ハンバーガー、コーラ+ポテチ、コーラ+ピザといった組み合わせは太り易い例としてメジャーだろう コーラに限った事じゃないけれど、美味しいからって飲み過ぎるのは矢張り好くない。薬も過ぎれば毒となる。 でも、杏子ちゃんはそんな事関係ないご様子。いくら食べても太らないし、虫歯にもならない。羨ましい限りだよ アレクセイ・クロパトキンは日露戦争時、ロシア満州軍総司令官を務めた軍人だ しかし、連戦連敗し、奉天会戦に敗北した責任を取らされロシア満州軍総司令官を罷免された また、今日は「八百屋お七の日」とされている 天和3年3月29日、恋人を思うあまりに放火した八百屋の娘お七が火刑に処された事に由来するらしい 今に謂うヤンデレという奴であろうか?因みにお七は享年数えで16歳だったという。恐ろしや… でも、大丈夫。わたしと杏子ちゃんはそんな歪んだ形の愛ではなく、健全で誠実な愛を育んでいくのだから 嫌な天気だ。まるで暴風圏に入ってしまったようにちはやぶる狂風が吹き荒れる そう言えば「如何に狂風」という軍歌があったのを思い出した。どうでもいいや 今は曇天で助かったが、雨なんて降ってしまったら最悪だ。 台風レベルの暴風雨になるだろう。今日は徒に外出なんてしないで大人しく家の中で杏子ちゃんといよう それにしても風の音が耳障りだ。窓から外を覗いてみると街路樹が葉をざわめかせながら狂ったように踊っていた 「なんかこういう天気ってわくわくするな」 杏子ちゃんはたけのこの里を指で摘んで言った。杏子ちゃんはたけのこ派なのかな…? 「もちろん、歩きにくいったらありゃしないんだけどさ、なんかテンション上がるんだよね」 杏子ちゃんはきのこの山を口に放り投げて言った。杏子ちゃんはきのこ派なの…? でも、こんな狂風の中、外に出て行ったらスカートめくれちゃうんじゃない? 「いや、あたしスカートとか穿かねーしさー」 杏子ちゃんはコアラのマーチの箱を開けながら言った。杏子ちゃんは実はコアラ派だったの…? でも、杏子ちゃんの魔法少女のお洋服はミニスカートでしょ?パンチラしちゃうんじゃない? 「結界内は風なんか吹いてないぜ?それに、もしスカートが捲れたとしてもあたしのパンツなんか見る奴いねーだろ 見られるとしても使い魔か魔女かにだろ?これから葬っちまう奴にパンツ見られてもなんとも思わないけどな」 杏子ちゃんはそう言うとグラスの中のコーラを飲み乾した。 じゃあ、わたしにも見られても平気だよね?ちょっとホットパンツずらして見せてよ 「バカ言ってんじゃないよ、あんたは」 おやつタイムを終えた杏子ちゃんはお上品にティッシュでお口をティッシュで拭く ところで杏子ちゃんは何派なの?きのこ派?たけのこ派?コアラ派? 「あたしはお菓子なら選り好みしないで何でもありがたく頂かせてもらうよ」 でも、その中で一番のものを選ぶとしたら?杏子ちゃんは何派なの? 「うーん・・・」 杏子ちゃんは悩んだように考え込んでしまった 「あんた派かな…///?」 わたしも杏子ちゃん派だよ/// そして、わたしと杏子ちゃんはお互いの甘いところを貪り合ったの/// コメント 171 名前:†[sage] 投稿日:2012/03/30(金) 00 19 50.10 ID 2YHXyz380 [1/2] 3月30日、仏滅の次に来るのは大安。人生には浮き沈みがあるって事かな 今日は未成年者飲酒禁止法が公布された日で、京王相模原線が全通した日 画家のフィンセント・ファン・ゴッホやフランシスコ・デ・ゴヤの誕生日で、哲学者ルドルフ・シュタイナーの命日 京王相模原線は東京都の調布駅から神奈川県の橋本駅までを結ぶ京王電鉄の鉄道路線 京王電鉄の路線では唯一、神奈川県内も沿線とする路線であるらしい ゴヤの代表作としては『着衣のマハ』や『裸のマハ』、『我が子を食らうサトゥルヌス』などが挙げられるだろう 特に『我が子を食らうサトゥルヌス』のインパクトは大きいと思われる 因みにサトゥルヌスとはローマ神話に登場する農耕神の名前だ いくら狂気に駆られていたといえ、自分の子供を殺めてしまうなんてわたしには想像できないよ また、今日はマフィアの名前の由来となったとされる「シチリアの晩鐘事件」が起こった事に由来し「マフィアの日」らしい マフィア、恐ろしいけど、漫画とかでは義族的な扱いが多い所為かかっこよく見える 拳銃片手にばったばったと撃ち倒す杏子ちゃんも見てみたいな。片手で拳銃が撃てるかは知らないけど さあ、今月も今日を含めてあと二日。わたしはいつも通り杏子ちゃんと愛を語り合うだけだよ わたしは杏子ちゃんと宇宙旅行したの。 人類の科学技術の進歩はめざましく、一般人のわたしや杏子ちゃんも宇宙旅行が出来る時代 漆黒のダークマターの中で青く輝くわたし達の地球…。ガガーリンが言った様に地球は青かったよ わたしはレンタル宇宙艦ティロ・フィナーレを操縦して重力から解放された宇宙を探索する 「本当に地球って青いんだなー」 杏子ちゃんは目をキラキラと輝かせわたし達の母なる星を見つめる 杏子ちゃんは宇宙食の箱を開け、クッキーのようなものをぱくぱくと口に入れる 「あんまり美味いもんじゃねーな。なんかパサパサしてるし」 もっと科学が進歩したら、もっと美味しい宇宙食が食べられるかもね 「じゃあ、それまで待つかー。あんたも食うかい?」 ありがとう、お一ついただくね。うん、たしかにパッサパサで美味しくないね。 「そうだ、太陽の方に行ってみようぜ!」 駄目だよ!死んじゃうよ!流石にそこまで行ったら人間の驕りだよ ほら、「昔ギリシャのイカロスが 蝋で固めた鳥の羽根 両手に持って飛びたった 雲より高くまだ遠く 勇気一つを友にして」って歌があるし 「確かそのイカロスは太陽に翼を奪われて死んじまったんだっけか」 うん、度を過ぎた驕りは身を滅ぼすって事だね 「そう言えば親父もそれに近いことを言ってた気がするな うん、わかった!太陽に近づくのはやめよう。まだ、死にたくないからな」 じゃあ、どうする?火星の方にでも行ってみる? 「うーん、別にいいけどさ、火星って寒いんだろう。あたし寒いのはちょっと苦手なんだよな…」 大丈夫いだよ。わたしと杏子ちゃんの愛があれば寒さなんて飛んでっちゃうよ/// 「へへ、そうだな///」 わたしと杏子ちゃんは無重力の中、お互いの身体を抱き寄せ合ったの そして、わたしは杏子ちゃんと美しい地球をバックにキスしたの/// そして、わたしと杏子ちゃんのコズミックラブはビッグバンを引き起こしたの/// コメント 214 名前:†[sage] 投稿日:2012/03/31(土) 00 25 14.77 ID 6y4nXlCM0 3月31日、もう3月も終わり。今年の1/4が終わってしまうね 今日はエッフェル塔が完成した日で、イギリスの戦艦プリンス・オブ・ウェールズが就役した日 哲学者ルネ・デカルトの誕生日で科学者アイザック・ニュートンや海軍軍人古賀峯一の命日 プリンス・オブ・ウェールズはウィストン・チャーチル首相のお気に入りだったらしく、 就役直後は「世界最強」とチャーチル首相に言わせた戦艦であった。 しかし、その最期は無残なもので1941年12月10日のマレー沖海戦で、日本軍に沈められた 因みにプリンス・オブ・ウェールズを撃破した日本海軍航空機は九六式陸上攻撃機と一式陸上攻撃機である マレー沖海戦に於けるプリンス・オブ・ウェールズの沈没と英軍の敗北は、一般的に「大艦巨砲主義の終焉」を告げた出来事と言えよう ルネ・デカルトは言わずと知れたフランスの哲学者。「近代哲学の父」と呼ばれる近代合理主義哲学者だ 「我思う、我あり」、懐疑論の極地。全て一切を疑う究極の懐疑。方法的懐疑。 今までの懐疑論者の殆んどは途中で判断停止(エポケー)を行った為、デカルトほど懐疑を突き詰めたものはいないだろう それもその筈、懐疑論が向かう先は虚無、空虚なものなのだから また、今日は年度最終日なので忙しい日になるだろう。わたしと杏子ちゃんには関係のない事だけれど 三千世界の鴉が五月蝿いけれど、わたし達はそんなの無視して愛の世界に生きるの 月だよ杏子ちゃん!月!月!月! わたしと杏子ちゃんは宇宙旅行の最終日の想い出に「月」に降りた 本当か作り話かは分からないけど、アポロ11号の着陸したこの月にわたし達は今こうして立っている やっぱり科学の力ってすごいね杏子ちゃん! 杏子ちゃんも感動したのか月面をぴょんぴょん飛んでいる 以前はこんな事をしたら大変だったんだろうけど、科学の発展は目覚しい 今は月面をスキップしたってヘッチャラなように宇宙服が出来ているのだ 詳しい構造はよく分からないけれど科学の力ってすごいね! 「月の水って本当にあるのか?」 うーん・・・どうだろう 「あったらせっかくだから持って帰って凍らしてかき氷にして食ってみたいな」 えへへ、杏子ちゃんらしいね 「ちぇっ 全然見つからなかったなー」 宇宙艦ティロ・フィナーレに戻ってきたわたしと杏子ちゃんは艦内で休憩する でも、楽しかったね。ただ、月の上を歩いているだけだったけど、神秘的な何かを感じ取ったよ 「そっかー?あたしはただ、歩きにくかっただけだけどなー。ウサギの一匹くらい出てくれば面白かったのに」 あれ?杏子ちゃん、あんまり嬉しくなかった? 「正直に言うとな。月面散歩なんかするよりここであんたの事を見続けていた方がよっぽど有意義だったよ」 杏子ちゃんったら/// 「なぁ、もう宇宙旅行も今日でおしまいだろ?」 うん。ちょっとだけ寂しいね… 「だからさ、最後に最高の想い出を作って最高の宇宙旅行にしようぜ?///」 そうだね///きっと月面で愛し合ったカップルなんて、わたしと杏子ちゃんが初めてだよね/// 月が綺麗ですね、杏子ちゃん/// 「そうだな。でも、あんたの方がよっぽど綺麗だと思うよ///」 うーん、そういう事じゃないんだけどなー 「じゃあ、どういうことさ?」 それは秘密だよっ!/// 「なんだとー?なら、力ずくで吐かせてやるよ///」 やんっ///杏子ちゃんったら大胆だよぉ/// そして、わたしと杏子ちゃんは月の上で愛を突き合った/// ウサギがぺったんぺったんと餅を突くように、わたし達もお互いの愛を突き合ったの/// 月が上 我と恋ふ君 突きあひて その身尽きるは つきづきしかな コメント 276 名前:†[sage] 投稿日:2012/04/01(日) 00 42 07.87 ID XVbyjoGf0 [1/3] 4月1日、エイプリルフール、嘘ついちゃうよ! 今日は 国家総動員法が公布された日で、完全週5日制のゆとり教育がスタートした日 ドイツ帝国初代宰相オットー・フォン・ビスマルクの誕生日でフィンランドの狙撃手シモ・ヘイヘの命日でもある 架空の人物を含むとキン肉スグル・岩鬼正美・ウソップ・桜木花道・ボボボーボ・ボーボボらの誕生日 国家総動員法は1938年(昭和13年)、第1次近衛内閣によって提出、制定された法律 この法律の目的は戦争における勝利の為に「総力戦体制」をとる事だった。 総力戦体制が戦争で勝利する為に必要だという認識が広まったのは第一次世界大戦が契機であると謂われる シモ・ヘイヘは「白い死神」の異名を持ち、スナイパーとして史上最多の確認戦果505名射殺の記録を残した 同じフィンランド出身の凄腕スナイパーとしてスロ・オンニ・コルッカは彼に次ぐ射殺数を誇るらしい また、今日は嘘をついてもよいとされるエイプリルフール。所謂四月馬鹿だ 今日は杏子ちゃんにどんな嘘をつこうかな?と思ったのだけれど、杏子ちゃんに嘘をつくのはやめておこう 理由は二つ。一つに杏子ちゃんの育ってきたであろう環境を考えての事だ。 確か十戒に「あなたは嘘をついてはならない」という文があった気がする。 杏子ちゃんはそのような古い文言に縛られる事を嫌っていたらしいが、別に全てを破戒するというワケではないだろう。 だから、きっと杏子ちゃんは嘘はいけないと教えられた筈だ。普通の親もそうするだろうし、聖職者ならもっとだろう そして第二に、杏子ちゃんに嘘をつくなんてわたしには出来ないからだ。好きな人に嘘をつくと後味が悪い。 嘘でも杏子ちゃんを哀しませるような事は言いたくない。嘘でも、「杏子ちゃん嫌い」だなんて口が避けても言えない 融通が聞かない、つまらない頭の固い人間だと言われても、わたしは杏子ちゃんに嘘をつくだなんて出来ないよ でも、せっかくだからお互いを傷つけないで嘘をつき合ってみたい。 さっきと言っている事が矛盾してるが人間なんてそんなものじゃないかな? わたしは嘘と言うと嘘つきのパラドックスを思い出す 嘘つきのパラドックスは「この文は偽である」という構造の文を指し、自己を含めて言及しようとすると発生するパラドックスだ 例えば嘘つきの人が「私が嘘つきです」と言っても、その人が嘘つきという性質とその人の発言の間で矛盾が発生する 嘘というものは論理的に考えると非常にややこしいものだと誰かが言っていたような気がするの そうだ、杏子ちゃんとゲームをして見よう。ルールはこうだ。 ①わたしと杏子ちゃんはお互いに嘘しか言えない ②相手に何か質問する場合はYESかNOで答えられるものしか質問してはならない この①と②を守って如何にしてお互いの愛を伝えるか。けっこう頭を使うので脳にいいかもしれない 「ルールは分かったよ。でも、くだらないゲームだなー。こんなの簡単じゃん」 杏子ちゃんは心底呆れたように欠伸をしながら言った。 杏子ちゃんがそこまで豪語するとは…。どんな言葉で愛を伝えてくれるの?わたしにどんな質問をするのだろうか? 「これがあたしの答えさ」 杏子ちゃんはそう言うとわたしの身体を押し倒し、あちこちを愛撫する いきなりどうしたの杏子ちゃん…/// 何も言わずに押し倒してくるなんて/// 「そうだ、それが答えさ。このゲームにおいて、あたし達の言葉は全て嘘になる。 どんなに頭を捻って文を考えても全て嘘になっちまう。あたし達の言葉は空虚だ。 なら、言葉を使わなきゃいい。言葉なんか棄てちまえばいい。そう考えれば、自ずとすべき行動は限られてくる。 そう、あたしがすべきことは一つ。いつも通りにあんたを抱きしめればいいんだ。 第一、言葉なんてあっても飾りにすぎないんだ。どんなに綺麗な言葉で愛を詠おうが、そんなのはあくまでも飾りにすぎない 百回「好き」って言われるより、一回抱きしめられてキスされた方が嬉しいだろ?」 はは、わたしの負けだよ。何ひとつ反論できないよ/// 「さ、くだらない言葉遊びは終わりにしてあんたも一緒に愉しもうぜ///」 杏子ちゃんの言っていた事は本当だった。 どうやって綺麗な詞で愛を綴ろうかなんて考えるより、実際に愛し合った方が何倍も楽しいの コメント 340 名前:†[sage] 投稿日:2012/04/02(月) 00 47 44.08 ID HpaCi+N60 4月2日、月曜日怖い 今日は小泉八雲がアメリカで『怪談 (Kwaidan)』を刊行した日でテレビアニメ『ドラえもん』が放送開始した日 室町幕府12代将軍足利義晴の誕生日で詩人高村光太郎や発明家サミュエル・モールスの命日 『怪談』は小泉八雲が著した怪奇文学作品集。その名の通り怪談集のようなもの この書には日本でもよく知られる「耳なし芳一」や「雪女」、「ろくろ首」などの作品が収録されている 因みに小泉八雲の日本国籍を取得する前の名はパトリック・ラフカディオ・ハーンで、彼はギリシャ王国出身だ モールス符号は発明したサミュエル・モールスに因んで名付けられた。使いこなせたら面白そうだ --・-- ・-・-・ --・-- ・-・-・ ---・- -・-・・ ---・- -・-・・ --・-- ・-・-・ --・-- ・-・-・ --・-- ・- --・-・ ・-・-- -・--・ -- 童話作家アンデルセンの誕生日に因んで今日は「国際こどもの本の日」に制定されているらしい 彼の代表作品としては「醜いアヒルの子」「マッチ売りの少女」「人魚姫」「裸の王様」などが挙げられる せっかくだから、わたしも杏子ちゃんと一緒に愛の童話を作ろうかな 童話の世界みたいな風景。何ともファンタジーな世界だ 絵本の中のような不思議な森の中のお菓子のお家。楽しげに歌う謎の鳥が幻想的な色の空を羽ばたいている でも、実際ここはあまりいいところではない。だって、ここは魔女の結界だから 「ふざけた結界だなー。それに菓子の家だぁ?舐めやがって」 杏子ちゃんは不快そうに呟く。お菓子の家なんて杏子ちゃん、好きそうなのに 「だからだよ!人が腹空かせてるってのにこんな結界作りやがって。魔女のやつ見つけたらぼっこぼこにしてやる」 流石に結界のお菓子は食べたりしないんだね 「おいおい、流石のあたしでもそこまでしねーよ」 だよね。じゃあ、魔女を倒したらなんかお菓子でも作ろうか? 「あぁ、是非そうしてくれ」 杏子ちゃんはにやりと笑うと、お菓子の家のチョコレートの扉を思いっきり蹴り壊した 中には黒衣を纏った変な動物がいた。身体は老婆のようだけれど、顔はアヒルのよう なんか気持ち悪い・・・。生理的に無理。多分、きっとこれが魔女なのだろう 「うわ・・・なにこいつ 超きめーんだけど・・・」 どうやらわたしと杏子ちゃんの感性は似ているようだ/// そんな事を思っていると杏子ちゃんがわたしにクイズを出してきたの 「さーて、問題です。佐倉杏子ちゃんはいったい何秒でこの魔女を倒すでしょーか?」 何秒?流石に1分はかかるんじゃないかな…? 「ぶっぶー!正解は…これだよ!」 次の瞬間、魔女の身体はバラバラになって宙を待っていた。 頭部と四肢は無残に引き裂かれ、ぼとぼとと音を立てて床に叩き落とされる 纏っていた黒衣も、ただの布切れになってひらひらと舞い、床に落ちた 「ちぇっ!きもいだけじゃなくてザコだなんて本当に救いようのない魔女だな」 すごいよ!杏子ちゃん! 戦いとかよく分からないけど、前見た時よりすごいよ! わたしは自然と杏子ちゃんに抱き付いていた。何故だろう? いつも杏子ちゃんは「可愛い」という感じなのだが、今の杏子ちゃんは「かっこいい」の まるで、わたしの為に戦ってくれる王子様みたいだよぉ/// 「へへ///恥ずかしいこと言うなよ///照れるじゃんかよ///」 杏子ちゃんはそう言いながらも満更じゃない顔をしている。この杏子ちゃんは「可愛い」な 「なぁ、さっき言ったよな。魔女を倒したらお菓子を作ってくれるって///」 うん、言ったけどどうし━━きゃっ!/// 杏子ちゃんはいきなりわたしの口を塞いじゃったの/// 「ごめんな、家に帰るまで我慢できなそうだ。あたし、腹ペコだよ///」 崩れゆく結界の中、わたしと杏子ちゃんは愛のお茶会を楽しんだの/// コメント 383 名前:†[sage] 投稿日:2012/04/03(火) 00 36 16.22 ID 3pnJZP9C0 [1/2] 4月3日、よみ・・・黄泉の国に行ってもわたしと杏子ちゃんはずっと一緒だよ! 今日は天目山の戦いで織田信長軍に敗れた武田勝頼が自害した日でNHKで『みんなのうた』が放送開始した日 イングランド国王ヘンリー4世の誕生日で作曲家ヨハネス・ブラームスの命日らしい 架空の人物を含めるとバタコさん・フグ田マスオ・ブルックらの誕生日でもあるとか 武田勝頼は「風林火山」の軍旗を用いた事で知られる武田信玄の息子として有名 彼は無能であったというわけではないらしいが「長篠の戦い」の敗北や「天目山の戦い」の敗北が目に付く 父たる武田信玄の存在があまりにも大きすぎたのだろうか。なんだか偉大すぎる親と比べられる子って可哀そう 真偽は覚えていないけれど、勝頼は信玄の実の子ではないとか。テレビか何かで見た覚えがある 天目山の戦いの勝頼の切腹により名門甲斐武田氏は滅亡したとされる ヨハネス・ブラームスはドイツの作曲家。名前くらいは聞いた事がある 彼の作曲としては「運命の歌」「運命の女神の歌」「永遠の愛」というものがあるらしい また、今日は東京都中央区にある日本橋が木橋から石橋に架け替えられたことに因んで「日本橋開通記念日」とされている 橋かぁ…。ビフレストにビッグブリッヂ…世界には色んな橋がある。そうだ、今日は杏子ちゃんと橋に行って見よう! わたしと杏子ちゃんは日本地図にも載っていない名もなき山にやって来たの。 その山の高さはバベルの塔も顔真っ青になるほどの高い山。 標高は雲を突き抜け、山頂からは世界の全てが見渡せると謂われる この山は現地の村の人からは「神の山」だと畏れられていて、登ろうとする人なんていないらしい まさに深山幽谷という言葉が似合う場所で、山腹あたりは霧で前が殆んど見えなかったの そんな険しい道を越えてきたわたしと杏子ちゃんは8合目あたりにて休憩所でランチを取ってるの 「あれがあんたの言ってた橋か…。ここで抱きしめ合えば、あたし達の愛は永遠に約束されるんだよな?///」 杏子ちゃんは北の方にある吊り橋を指でさしながら言った うん、噂だとそうなってるね。でも、ここまで来て言うのもあれだけど、やっぱ怖いな… なんか、あの吊り橋、今にも崩れ落ちそうだし… 「大丈夫さ。何があってもあたしが守ってやるからさ」 杏子ちゃん/// ぐらぐらと揺れる足場。強風が暴れ、吊り橋はギィギィと鳴き声を上げる わたしは杏子ちゃんにつかまりながらへっぴり腰で橋の真ん中あたりまでやって来たの 「うっ…けっこー揺れるな…」 怖いよ杏子ちゃん…。わたしは無意識に杏子ちゃんに抱き付いてしまう。こうしてないと気が動転してしまいそうなの 杏子ちゃんもそんなわたしを受け入れてくれて、わたしの身体を抱きしめていてくれる わたしの頬を切る風神は氷の刃のように冷たいのに、杏子ちゃんの身体はこんなにも温かい 「はは、怖がってるあんたの姿も可愛いな…///」 杏子ちゃんは愛おしそうな慈愛顔でわたしの瞳を真っ直ぐ見つめたの///なんだかいつもより恥ずかしいよぉ/// ハッ…これは所謂「吊り橋理論」ってやつなのかな?いつも愛しいと思っている杏子ちゃんがいつもに増して愛しいの/// ねぇ、杏子ちゃん…///お願い…/// わたしは背伸びをして杏子ちゃんの顔の高さに合わせた 「こんなところでかよ…?/// でも、そういう気分になっちまったあたしも人のこと言えねーな///」 杏子ちゃんの温かい部分がわたしの暖かい部分と触れ合ったの/// そして、わたしと杏子ちゃんは橋が風に吹かれて揺れるようにお互いの身体を揺らし合ったの/// 気が付くと暴れていた風は止み、霧も晴れ、綺麗な空がわたし達の事を見つめていた 嬉しくなったわたしは再び、杏子ちゃんと一緒に橋を揺らし合ったの/// コメント 445 名前:†[sage] 投稿日:2012/04/04(水) 00 36 09.31 ID RdkLq14r0 [1/2] 4月4日、今日は果たして幸せの日か、それとも死逢わせの日だろうか? 今日は明治天皇に木村屋のあんパンが献上された日で、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアが暗殺された日 また、ローマ皇帝カラカラや日本海軍の軍人山本五十六や小説家二葉亭四迷の誕生日 マーティン・ルーサー・キング・ジュニアは「I Have a Dream」で知られ、黒人解放運動に尽力したキング牧師として有名だ そんなキング牧師を殺害したジェームズ・アール・レイは白人で、強盗や詐欺の前科のあるならず者だった キング牧師の存在は国という枠組みを越えて数多くのミュージシャンに影響を与えた。 影響を受けたミュージシャンとして、スティーヴィー・ワンダーやマイケル・ジャクソン、日本ではJanne Da Arcなどが挙げられる 山本五十六は太平洋戦争時に指揮をとった第26・27代連合艦隊司令長官。海外でも日本を代表する提督として有名らしい 彼は日米戦争に対して「初め半年や1年の間は随分暴れてご覧に入れる。然しながら、2年3年となれば全く確信は持てぬ」と述べている 結局、日米戦争(大東亜戦争)は起こってしまったわけだが、どうやら彼は開戦反対派だったようだ そんな彼は海軍甲事件でアメリカ軍機により撃墜され命を散らせた。どうやら日本軍の暗号が既に米軍に解読されていたのが一因のようだ また、4月(April)の頭文字が調律に使う音の名前Aと同じであり、その周波数が440Hzである事から今日は「ピアノ調律の日」らしい ふふ、今度、杏子ちゃんを調律しちゃおっかな?うん、そうしよう。そして一緒に夜想曲でも奏でよう 死と退廃の饗宴が聞こえる滅びの街でわたしと杏子ちゃんは何を視るか? 先の暴風雨で街は崩壊し、蹂躙された木々が無残に横たわっている 交通網は麻痺し、川は氾濫し、活気に満ち溢れていた商店街はもはや廃墟同然 果てしない絶望と空虚感がわたしの生まれ育った愛すべき街を蝕んでいる 不幸中の幸いと言えば数多くの負傷者が出た中、死者が出なかった事だろう。 傷だらけで今にも倒れてきそうな街灯が点滅する中、夜の死の街をわたしと杏子ちゃんは歩く。 「死人が出なかったのはよかったが・・・ひっでぇ有様だな・・・」 杏子ちゃんがパーカーのフードを外し、天を見上げる。満月がわたし達を見下ろしていた そういえばタロットカードで正位置の月の暗示は「不安」とか「幻惑」とか「猶予ない選択」だっけ わたしと杏子ちゃんは立ち止まった足を動かし、再びある目的地に向かって歩き出す 一歩進むごとに水の音が寂しげに響き渡る。しかし、月明かりが照らすので暗くはない 此処は教会、杏子ちゃんの教会。誰もいない教会。わたしと杏子ちゃんしか来ない教会。 「ましな方か。水を全部外に出せば何とかなりそうだ」 杏子ちゃんは赤い林檎を丸齧りしながら教会の中を歩く わたしも杏子ちゃんに手を引かれながら教会の中を歩く 床は浸水している所為で歩くたびにピチャピチャと水の音が跳ねる。 教会の中を歩き回っているとわたし達はオルガンを見つけた。教壇の右端に大きなオルガン。 「音は出るみたいだな」 杏子ちゃんは適当に鍵盤を叩き音を出す。 でも、調律が狂っている所為か音はお世辞にも綺麗と言えないね だから、わたしはオルガンの調律をする事にした。昔やった事があるから大丈夫、問題ないよ ほら、あっという間に調律完了。うん、綺麗な音になったよ。教会って感じがするね 「本当だ。流石だな、あんた」 杏子ちゃんはわたしの頭を撫で撫でしてくれた。えへへ、温かくて気持ちがいいよ 「なぁ、適当にでいいから一曲弾いてみてくれないか?夜の教会に響き渡る音楽ってなんかロマンチックじゃん」 そうだね、杏子ちゃん。じゃあ、一曲弾かせてもらおうかな 滅びの街には鎮魂歌を、この夜には夜想曲を、そして杏子ちゃんには愛の曲をね 怒りの日、その日は ダビデとシビラの預言の如く 世界が灰燼に帰す日 審判者が現れ 全て悉く一切が糾され裁かれる刻 その恐ろしさはどれほどのものだろうか されど、わたしと杏子ちゃんはそれを恐れはしない わたしと杏子ちゃんは天主に祈りを捧げよう 主の御名において来る者は祝福されますように そして、わたし達を祝福してくれますように 聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな わたしと杏子ちゃんの心はの栄光に満ちています コメント 493 名前:†[sage] 投稿日:2012/04/05(木) 00 50 19.04 ID H2iIdQsJ0 4月5日、嵐は去っても風はまだ強いね 今日はセイロン沖海戦が始まった日で、ソ連が日ソ中立条約の不延長を日本に通告した日 政治哲学者トマス・ホッブズや指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン、漫画家鳥山明の誕生日でもある セイロン沖海戦は1942年にセイロン島沖で日本海軍の空母機動部隊と英海軍の東洋艦隊の間で行われた海戦 この戦いでは、日本海軍の急降下爆撃により英国東洋艦隊の重巡洋艦コーンウォール・ドーセットシャーが沈没した 因みにこの海戦の日本軍側の指揮官は日本海軍機動部隊の司令長官として主要な海戦で指揮を執った南雲忠一中将だ 南雲忠一は1944年7月6日にサイパン島の戦いで戦死し、7月8日に海軍大将に進級した トマス・ホッブズは『リヴァイアサン』を著し、社会契約論を用いて絶対王政を合理化する理論を説いた 彼曰く人間の自然状態は「万人の万人に対する闘争」「万人は万人に対して狼」だそうだ ホッブズの思想はジョン・ロックやジャン=ジャック・ルソーらに批判的に継承されていった また、今年の今日は二十四節気の第5「清明」(万物が清清しく明るく美しい頃)だとか そろそろお花見シーズンだね杏子ちゃん。一緒に佐倉を見に行こうね杏子ちゃん!おっと間違った、桜だったねHAHAHA! 桜の樹の下には屍体が埋まっている!これは信じていいことなんだよ。 何故って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。 俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だった。 しかしいま、やっとわかるときが来た。桜の樹の下には屍体が埋まっている。これは信じていいことだ。 (梶井基次郎「櫻の樹の下には」) わたしと杏子ちゃんは桜の花を見にやってきた。町外れの丘に咲くたった一本の桜の木。 桜はたった一人で街を見下ろす。わたしと杏子ちゃんも桜にならって街を見下ろす 眼下に広がる街の営み。住宅の傍の小さな公園は桜が咲き誇り、それは見事なピンクのスクエアだ 「この桜…なんだか下の桜たちと雰囲気が違うな」 杏子ちゃんは孤高の桜を見上げながら呟く。 それにしても美しい桜の木だ。 その桜は益荒男のような巨木というよりは手弱女のようにしなやかなでいて気品がある。 彼女の下にも死体が埋まっているのだろうか。死体から色々なものを吸い取っているから美しいのだろうか。 「なんだ、それ?」 杏子ちゃんは不思議そうな顔で訪ねてきた。 よく桜が美しいのは、その下に死体が埋まっているからって言うでしょ? 「へぇー、初めて聞いたよ。なんか面白い話じゃんか でも、あたしの足元にも死体は転がっているけどな」 使い魔や魔女の死骸? 「それもある。でも、それだけじゃないよ。きっと、あたしの大切なモノもそこにある」 杏子ちゃんの表情が一瞬翳った。わたしは杏子ちゃんが何を想っているのか分かったので、わたしの表情も曇った。 「でも、あたしはそれを嘆いたりしない。返って後悔なんかしたら、それこそあたしは大切なモノに合わせる顔がなくなるからさ 親父は言ってた。人間は色んなものを乗り越えて、克服して、素晴らしい人間になれるってさ」 だから、杏子ちゃんは美しいんだね 「へへっ、嫌な気分はしないね、そう言われて」 「この桜、独りぼっちで寂しくねーのかな」 優しいね、杏子ちゃんは 「茶化すなよ。どんなに気丈に振舞ったって、心の何処かでは寂しさを感じているもんさ」 誰のことを言っているんだろうね、杏子ちゃん 「さぁ、誰のことだろうね?」 わたしの目には桜と佐倉が重なったように見えた コメント 539 名前:†[sage] 投稿日:2012/04/06(金) 00 39 30.91 ID WUVoREqi0 [1/2] 4月6日、最近は温かい日が多いね。もう春がやって来たのだろうか 今日は豊臣秀吉が千利休を京都から堺へ追放した日で、江戸幕府が異国船打払令を発布した日 画家ラファエロ・サンティや薔薇十字カバラ団の創設者スタニスラス・ド・ガイタの誕生日でもある 異国船打払令は1825年に江戸幕府が発した法令。無二念打払令とも謂う この法令はフェートン号事件など、度重なる外国船の上陸や暴行事件に対しての対抗策とされる 1837年、この法令に基づきモリソン号事件が発生したが、この幕府の対応は強い批判を受けた この幕府の対外政策を批判した渡辺崋山や高野長英は逮捕され、処罰される事になる(蛮社の獄) ラファエロ・サンティはレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロと並び西洋絵画の古典という位置づけの画家 代表作『アテナイの学堂』は絵に詳しくない人でも一度は見た事があるだろう また、今日は「し(4)ろ(6)」の語呂合わせで「城の日」とされているらしい そうだ、せっかくだから今日は杏子ちゃんとお城に行ってみよう! わたしと杏子ちゃんは天空の城にやって来た。雲の上遥か高くに聳え立つ古代文明の創り出した浮遊要塞 この浮遊するモノ全てが城なのだ。大空に浮かぶこの浮遊する島全てが城なのだ その城の外側は難攻不落の鉄壁の要塞だけど、内側は豪華絢爛な黄金の宮殿 宮殿の周りには草木が茂り、沢山の色とりどりの果実の生った木が植えられ、虹色に輝く噴水が踊っている 黄金の宮殿内にある至高の玉座はまるで白銀の宮殿ヴァーラスキャールヴにあるというフリズスキャールヴのようだった そして、その宮殿とは別の建物、透明のクリスタルタワーの最上部にわたしと杏子ちゃんはいる ここからの見晴らしは最高で、この城の全てをここから見渡す事が出来る。所謂絶景ポイントだ 因みにクリスタルタワーと言っても別に伝説の武器が封印された禁断の地へと続く扉があるというわけではない 「古代文明の力ってすげーんだな」 杏子ちゃんは宮殿の庭に生っていた甘い香りのする赤い果実を丸齧りしながら呟いた 「おっ!すげー美味いぞこれ!あんたも食ってみなよ」 杏子ちゃんは目を輝かせながら齧りかけの果実を勧めてきた。 でも、林檎みたいに固いのはちょっと… 「大丈夫だって!見た目は林檎みたいに赤いけど、食感は桃みたいに柔らかいからさ いっぺん騙されたと思って食ってみろよ?な?」 ここまで勧めてくれる杏子ちゃんの気持ちを無碍にするわけにもいかないよね わたしは思いきって、その果実を思いっきり齧ってみたの ん?意外と柔らかいし…味も不思議な甘さがして美味しい! 「なっ?あたしが言った通りだろ?」 もうちょっと食べたいね 「じゃあ、もう一度取りに行こうぜ」 きゃっ! わたしは噴水の縁を通って近道をしようとしたんだけれど、足を滑らせちゃって噴水にドボンしちゃったの 「おい!大丈夫か」 大丈夫だよ杏子ちゃん…。ちょっと濡れちゃったけどお日様も出てるし 「そっか。でも一応脱いで服乾かしておけよ。それまであたしのパーカーかしてやるからさ」 杏子ちゃんはファスナーを外し、緑のパーカーを脱いで、わたしに渡す準備をしてくれている でも杏子ちゃんの前で脱ぐなんて恥ずかしいよぉ/// 「わかったよ。じゃあ、パーカーはここに置いとくぞ。着替え終わるまであっち行っててやるからさ 別にここにはあたしとあんた以外いないんだから平気だろ?」 うん…。色々手間かけさせちゃってごめんね 「なーに、困った時はお互い様さ」 そう言って杏子ちゃんはわたしの向いてる反対側の方へ歩いていった ちぇっ…別に「恥ずかしい」とは言ったけど「見られたくない」なんて一言も言ってないんだけどなー… コメント 【次】
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杏子ちゃんは、自分の愛し、育ててきた収穫物をわたしに食べられてしまっていいのか? 彼女に聞いてみると、杏子ちゃんは笑顔で食べてくれ、と言った 大切に育ててきたからこそ大好きな人(わたし)に食べてほしいというのだ それはとっても嬉しいなって思うわたしなのだった 落ち葉を掻き集め、マッチの焔で落ち葉を燃やす アルミホイルに包まれた芋を焚き火で焼く 辺りには焼き芋の香りが広がる 食欲をそそる、美味しそうな香りだ 寒い風が吹いていたので、芋が焼けるまでわたしと杏子ちゃんはおしくらまんじゅうをして身体を温めあった おしくらまんじゅうのお陰か、それとも焚き火のお陰か わたしの身体と心はポカポカしていた 杏子ちゃんのお芋はとっても甘くて美味しかった ハフハフしながらお互いの焼き芋をあーん、って食べさせ合うのも楽しかった 間接キスだ、とわたしが言うと杏子ちゃんは顔を赤らめて否定する でも、杏子ちゃんの満更ではないようす わたしと杏子ちゃんは焚き火が燃え尽きるまで、身体を寄せ合って、同じ揺れる焔を見つめていた 落ち葉が燃え尽きて、灰になって、風に吹かれて飛んでいく様子はなんだか寂しかった コメント
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わたしが白々しくそう言うと杏子ちゃんは俯きながら「今日は優しくしろよ?///」と言ってくれた このケーキのように甘い杏子ちゃんとの夜が楽しみだよ わたしは約束どおり杏子ちゃんに愛の砂糖を一つ、二つ、三つと入れてあげたのだった コメント 221 名前:†[sage] 投稿日:2012/02/05(日) 00 17 37.53 ID ceb5H8EQ0 [1/3] 2月5日、杏子ちゃんのアホ毛は今日も元気だ 今日は豊臣秀吉の命により長崎でカトリック信徒二十六名が処刑された日で、官営八幡製鐵所が操業開始した日 東京都知事美濃部亮吉の誕生日でもあり、豊臣秀吉の父の木下弥右衛門の命日でもある 秀吉は当時、バテレン追放令を出してはいたものの、南蛮貿易は続け、大規模な弾圧や迫害は行っていなかったらしい しかし、1596年のサン=フェリペ号事件をきっかけに日本人を含むカトリック信徒が処刑されたという 処刑された彼らはカトリック教会で「日本二十六聖人殉教者」とされたらしい 因みに1596年は哲学者ルネ=デカルトの誕生年でもある また、今日2と5の語呂合わせで、いつもニコニコと笑顔になっていようという日、笑顔の日と呼ばれているらしい わたしもずっと杏子ちゃんの笑顔を見ていたいなと切に思う 最悪だ、あんなに気をつけていたのにわたしの身体はインフルエンザに犯されてしまった ウイルス風情に身体を穢されるとは屈辱以外の何者でもない 小康を得る事が出来たら杏子ちゃんの神聖な愛に身体を浄化してもらいたい 一応、薬を飲んだので不快な高熱は消え去ったが、まだ気だるさは残っている 杏子ちゃんはそんなわたしの事を気遣って、わたしの傍にいてくれている 感染するから、わたしの傍にいない方が好いと言っても聞いてくれない 「あたしは魔法少女だから大丈夫」の一点張りだ でも、傍に杏子ちゃんがいると凄く安心する 高熱で魘されていた時にわたしを病院まで連れていってくれたのは杏子ちゃんだ 熱が収まるまでわたしの看病をしてくれたのも杏子ちゃんだ 汗でビショビショになった身体をタオルで拭いてくれたのも杏子ちゃんだ でも、いきなりパジャマのボタンを外された時はビックリしてしまった わたしは自分で拭けるから大丈夫と言って拒んでも杏子ちゃんは無理矢理わたしの身体を弄くるの でも、ちょっとエッチな杏子ちゃんもわたしはとっても大好き 「気分はどうだい?」 何故か杏子ちゃんは私の寝ている布団に一緒に入っている 杏子ちゃんのお陰でけっこうよくなったよ、と感謝する 「そっか、そりゃよかったよ」 杏子ちゃんはそう言うと顔を徐々に近づけてくる 「弱ってるあんたも可愛いな」 なんか今日の杏子ちゃんは積極的だね 「ごめんな、そのな。弱ってるあんたを見たらムラムラきちまって///」 駄目だよ杏子ちゃん・・・こんな病魔に犯された身体で抱きしめて、愛してなんて言えないよぉ/// 「じゃあ、その病魔をあたしが消し去ってやるよ」 そんな事できるの? 「なんたって、あたしは魔法少女だぜ?」 「あたしは知ってるよ。菌ってやつは高熱で死ぬんだってな それに菌ってヤツは悪魔なんだ 悪魔は聖なるものに弱い・・・分かるな?」 うん、杏子ちゃんがわたしの中から悪魔を祓ってくれるんだね 「ちょっと違うな。あたしとあんたの愛で悪魔を祓ってやるんだ じゃあ、まずはあんたの身体に悪魔が嫌がる聖水を塗るぞ」 杏子ちゃんはわたしの口に、舌に、唇に満遍なく聖水を塗ってくれた えへへ、甘くて幸せな聖水だね 「ありがとな///じゃあ、そろそろ本格的に悪魔祓いを始めるぞ?/// けっこう激しくいくから気をつけろよ」 うん///杏子ちゃんにならどんなに激しくされても平気だよ/// その夜、わたしは幸せな聖水に塗れ、悪魔を祓ってもらった 身体は心地のよい熱を帯びていて、とっても幸せだったの/// コメント 320 名前:†[sage] 投稿日:2012/02/06(月) 00 17 20.27 ID VBiFcB120 [1/4] 2月6日、今日も八重歯がきれいだね、杏子ちゃん 今日は藤原純友の乱が発生した日でワシントン海軍軍縮条約が締結された日 醍醐天皇、日本の文部大臣の井上毅、米大統領ロナルド・レーガンや漫画家やなせたかしの誕生日でもある フィクションを含めるとポケモンのミュウツーの誕生日でもあるらしい 藤原純友の乱は平将門の乱と総称して「承平・天慶の乱」と言われる また、『古今和歌集』撰進を紀貫之らに命じる等、和歌の振興に尽力した醍醐天皇は、930年の清涼殿落雷事件を機に体調を崩したと言われる 清涼殿落雷事件は理不尽に左遷された菅原道真の怨霊によるものとされる事が多い そう言えば、今日は701年2月6日(大宝元年1月1日)に施行された大宝律令で、納められた租税の中に海苔の表記がある事から海苔の日とも言われるとか 今度、有明海産の海苔でも通販で頼んで杏子ちゃんと一緒にもぐもぐしてみようかな 杏子ちゃんとわたしの熱い愛の力でインフルエンザという悪鬼は駆逐された 全て杏子ちゃんのお陰だ 今は体温も平熱で気だるさもなく、お医者さんに見てもらったところ完治しているようだ 聴診器などの器具でわたしは弄繰り回されてしまったのだが、杏子ちゃんはそれを怪訝そうな眼で見ていた そして、診察が終るやいなや杏子ちゃんがわたしに抱き付いてきた わっ…///どうしたの杏子ちゃん/// 「あたし以外のやつにあんたの身体を触らせたくねーんだよ」 杏子ちゃん!///ここ病院だよぉ・・・/// 「あっ!///」 まったくもう!杏子ちゃんの所為で大恥かいちゃったよ/// でも、そんな大胆な杏子ちゃんも大好き/// お家に帰って来て、ソファでほっとしていたら杏子ちゃんがわたしに飛びついてきたの あわわ・・・どうしたのかな?杏子ちゃん 「あんたの身体、病院の匂いがする・・・」 うーん、病院の匂いってより、医療器具の匂いじゃないかな? 「あんたの身体はいつももっと甘い匂いがしてるのに・・・」 ちょっと残念そうな顔の杏子ちゃん ごめんね、杏子ちゃん。でも、こればかりはどうしようもないよ 「分かってるけどさぁ・・・」 杏子ちゃんは膨れっ面でわたしの身体にすりすりしている 「仕方ないな…でも、病院の匂いってのは、あたし嫌いなんだ」 分かるよ杏子ちゃん。あの消毒の匂いみたいなのがわたしも大嫌いだよ 「じゃあ、いいよな?」 えっ、杏子ちゃん、何がいいの? 「悪いけどマーキングさせてもらうよ…///」 そう言って杏子ちゃんはわたしの上着を剥ぎとっちゃったの/// 「可愛い下着だな…///おっと、そんなに身構えるなよ あたしだって流石に下着まで剥ぎとったりするような変態じゃないからよ」 でも、わたしの身体に頬擦りしたり、ペロペロしたりはするんだね/// 「言っただろ?これはマーキングなんだ。あんたはあたしだけのもんなんだってことを教えてやるよ///」 そして、わたしは杏子ちゃんに甘い甘いマーキングをされちゃったの/// でも、そんなことしなくてもわたしは杏子ちゃんだけのものだよ/// 身も心もね/// コメント 415 名前:†[sage] 投稿日:2012/02/07(火) 00 01 47.75 ID NbJgieN70 [1/3] 2月7日、久しぶりの雨に杏子ちゃんのアホ毛は濡れる 今日は日露和親条約が締結された日で、日本軍のケ号作戦)が完了した日 聖徳太子や思想家トマス・モアの誕生日で三菱財閥創業者岩崎弥太郎の命日でもある フィクションを含めると魅上照やジョナサン・ジョースターの命日でもあるらしい わたしも杏子ちゃんと恋色の波紋疾走(ラブロマンスオーバードライブ)をしてみたい それにしても新婚ホヤホヤの絶頂期に殺されてしまい、挙句の果てには身体を乗っ取られてしまうなんて哀れ過ぎる また、「ふ(2)な(7)」の語呂合せから鮒の日とも呼ばれているらしい わたしは2と7という数字からフナというよりツナを思い浮かべた 今度、久しぶりに杏子ちゃんと一緒にツナサンドでも作ってみようかな? 重々しい灰色の虚空から瀟瀟と降る雨がわたし達の道を遮る 水溜りには絶えず波紋が生まれ続ける わたし達は駅で雨宿りをしていた 「まさか雨が降るなんて思わなかったな」 そう言う杏子ちゃんのアホ毛は濡れてしまい、ピンと立っているのは3本だけになってしまっている わたしはハンカチで拭いて杏子ちゃんのアホ毛を復活させようと試みるもその甲斐なし 「別にそんなとこ拭かないでもいいだろ、それに風邪ひくってほど濡れたわけじゃねーしさ」 でも、いつも4本のアホ毛が3本だとなんか寂しく感じるんだもん・・・ 「あたしもあんたがアホ毛ばっかり見て、あたしの顔をちゃんと見てくれないから少し寂しく感じるよ」 杏子ちゃんは寂しがりやさんだね。こうしてもらいたかったのかな? わたしは杏子ちゃんの身体をぎゅっと抱きしめる 「分かってんなら聞くなよな・・・///」 ごめんね、杏子ちゃん。杏子ちゃんはとっても温かくて抱き心地最高だね 「あんたも柔らかくて抱かれ心地最高だよ」 雨は静かに曲を奏でる。わたし達の静かな愛の抱擁の為に ずっと抱きしめ合っていても身体が冷えるだけだったのでわたし達は駅前の喫茶天にやってきた 雨の所為か店内のお客さんの数は多くない 喫茶天の窓から空を覗く。どうやらまだ、雨は止みそうにない 杏子ちゃんはメロンソーダのさくらんぼを丸ごと口に入れて、もごもごさせている 「できた!」 杏子ちゃんが自慢げに口の中で結ばれたさくらんぼの枝を見せる 道理で杏子ちゃんはキスがうまい(美味い・上手い)わけだ 杏子ちゃんはほんと、えっちだなぁ 「な、なんだよ・・・いきなり・・・///」 やっぱ杏子ちゃんは無垢な子だね 夜。夜の8時頃。自宅のお風呂にて。 窓の外から聞こえる雨の音はまだ止まない わたしは浴槽で杏子ちゃんと向かい合わせに入っていた 「たまには一緒に入るのもいいな、ってよりこれから毎日一緒に入ろうぜ」 杏子ちゃんがわたしの膝の上に乗っかってくる どうやら昨日わたしが病院の器具の臭い塗れになったのが相当不愉快だったらしい 髪も身体も、全て杏子ちゃんが手で優しく洗ってくれた あまり、触られたくない部分まで杏子ちゃんに洗われてしまった でも、そんな杏子ちゃんの姿は優しくて、まるでお姉ちゃんのように見えた 「やっぱり、あんたはこの匂いが一番だよ」 杏子ちゃんはさっきの事を思い返しているわたしの頬擦りしてきた なんか最近杏子ちゃん積極的だね 「あんたがインフルで具合悪そうにしていて、思いっきりあんたと愛し合えなかったからな・・・」 あれでも「思いっきり」じゃないんだね杏子ちゃん・・・ 「あたしの100%の愛は病魔に犯されてるあんたじゃ耐え切れなかっただろうからな」 でも、杏子ちゃんの愛に包まれて安らかに眠るのも気持ちいいかもね 「そんなのあたしが許さないよ。あたしをひとりぼっちにするなんて絶対に許さないからな」 ひとりぼっちはさみしいもんね。ずっと一緒にいてあげるよ杏子ちゃん そしてわたしと杏子ちゃんは生まれたままの姿で一緒に━━、一つになった コメント 516 名前:†[sage] 投稿日:2012/02/08(水) 00 17 27.75 ID 3wWIDUpD0 [1/5] 2月8日、杏子ちゃんの着替えを見るとにやにやしてしまう 今日はシンガポールの戦いが始まった日で、日本本土からのアメリカ地上軍の撤退が完了した日 儒学者藤原惺窩や魔術師エリファス・レヴィの誕生日でもある 魔術師・・・。わたしの傍に魔法少女がいるのだから魔術師が存在したとしても驚くに値しない 魔術師と言えばアレイスター・クロウリー、ゲオルク・ファウスト、マグレガー・メイザース、ハインリヒ・コルネリウス・アグリッパらが有名だろうか クロウリーはメイザースら創立の黄金の夜明けから独立し、自身をエリファス・レヴィの生まれ変わりと称していたという 薔薇十字団を結成したといわれるクリスチャン・ローゼンクロイツは伝説上の魔術師とされるらしい オカルト関係のものをちらほらと眺めていると分かるのだが魔術というものには色々準備が必要らしい 魔術というより錬金術に近いかもしれないがホムンクルス生成にはかなりの時間と道具が要ると言われる それに比べて杏子ちゃんの使う魔法はまどろっこしい準備がないとか 勿論、魔法の代価に魔力は不可欠らしいが、魔法の行使に必要な道具というものはないらしい 実を言うとわたしも魔法を使えるの。甘くて幸せな「愛の魔法」ってやつをね 雨の音に起こされる朝、なんだろう?ベッドが湿ってる気がするなぁ わたしはベッドを少し手で調べてみるけれど濡れている感じはしない わたしは目が冷めてしまったので部屋のカーテンを開けてみようと思った 昨日と似た灰色の空から雨が降っている わたしは気でも狂ったのかその雨に濡らされてみたいと思った 杏子ちゃんはベッドで丸くなって寝ている、可愛い わたしは杏子ちゃんを起こさないように静かに部屋を出て、階段を降りる リビングの椅子にかかっているピンクのパーカーを着ながら洗面所で一杯の水を汲み、飲む 冬は乾燥しているのでのどが渇きやすいのだ 渇きを満たしたわたしはパーカーのファスナーを上げ、玄関へと歩み出す そして汚れてもいい靴を履き、外に出る 冷たい雨がわたしの髪を、顔を、身体を濡らしていく 傘も刺さずに冷たい朝の雨に濡れるわたし。いつの間にかにパーカーの色は変わっていた 肌にくっつくような感じが不愉快だったので、わたしはパーカーのファスナーを下ろす パジャマが雨に濡れ、下着が透けて見える しかし、不思議と恥じらいというものは生まれてこなかった この時間、わたしの家の前は人通りが少ないということもその一因であろうが、肝は別のところにあった 包まれてる。雨。冷たいけど温かい。神様。渇きはない、潤いだ。 わたしは杏子ちゃんのような敬虔な信徒ではないが、何故かその時は神様の愛に包まれてるような気がした 「なにやんてんだ、あんた!」 わたしは別のものに包まれていた わたしの大好きな人。杏子ちゃんだ。杏子ちゃんがわたしの事を抱きしめていた どうやらわたしの身体から熱が逃げるのを抑えてくれようとしているらしい 「こんなに身体冷やして・・・あんた風邪ひくぞ!?」 でも、こんなに気持ちいんだよ?冷たいけど温かいの 「いいから、家の中入るぞ!」 わたしは杏子ちゃんに腕を引張られながら家に引きずり込まれた 温かいお風呂。わたしは杏子ちゃんと浴槽にいた 「あんた、いったいどうしちまったのさ・・・?」 杏子ちゃんが心配したような瞳でわたしを見つめる わたしはただあの雨に濡れてみたかっただけだよ。何かが満たされるような気がして・・・ 「濡れてみたかった?わけがわかんねーよ・・・」 わたしにも分からないの。でも、とにかく濡れて満たされたかったの 「バカ…。そんなに濡れたいならあたしがたっぷり濡らしてやるよ…///」 それは愛だろう。お風呂のお湯とは違う。それは温かい愛だった。 わたしと杏子ちゃんは愛に濡れていた 朝だ。わたしは雨の音に起された、何かベッドが湿っている気がする。 でも、ベッドは濡れていない。いったい全体何がどうなっているのだろう ん?あぁ、そうか・・・そういうことだったんだね杏子ちゃん・・・ ベッドも布団も濡れていなかった 濡れているのはわたしと杏子ちゃん自身だったのだ 大好きだよ、杏子ちゃん わたしは隣で寝ている杏子ちゃんの頬に口付けをした えへへ、杏子ちゃんを濡らしちゃった コメント 621 名前:†[sage] 投稿日:2012/02/09(木) 00 16 06.35 ID vTzRr5rl0 [1/4] 2月9日、憎らしいほどに可愛い杏子ちゃん 今日は血盟団事件で井上準之助が射殺された日で、アポロ14号が地球に帰還した日 戯作者仮名垣魯文や小説家夏目漱石の誕生日であり、漫画家手塚治虫の命日でもある 夏目漱石といえば『こゝろ』や『我輩は猫である』、『それから』などが代表作に挙げられるだろう 漱石の文章は読み易いのでわたしはけっこう好きだ 「精神的に向上心のない者はばかだ」、『こころ』のKが放ったこのフレーズは今でも覚えている そういえば、2月9日は語呂合わせで「服の日」、「河豚の日」なんて呼ばれている 今日は久しぶりに杏子ちゃんを着せ替え人形にして遊んじゃおうかな? 脱がして、着せて、脱がせて、着せて・・・恥かしがる杏子ちゃんの顔が楽しみだよ 「もうやだ・・・」 杏子ちゃんは疲れてしまったように床にぺたりと座っている わたしが杏子ちゃんを着せ替え人形のようにして遊んでしまったからだろうか 今の杏子ちゃんの姿はミニスカートにヒラヒラのお洋服 正直、おぱんつ見えちゃってるよ杏子ちゃん 「別にかまわねーさ。ここにはあんたしかいねーんだからな」 相当お疲れ気味の杏子ちゃん 「見たきゃ好きなだけ見なよ。また着替えさせられるより遥かにマシさ」 じゃあ、お言葉に甘えて♪ わたしは杏子ちゃんのスカートを捲った 「へんたーい。あたしはスカート捲っていいなんて言ってないぞ。へんたーい」 そう言うわりにはそんなに怒ってないみたいだね、杏子ちゃん 「別に減るわけじゃねーし、今さらパンツくらい見られても問題はないからな」 そう?じゃあ、もっとお言葉に甘えて カシャッ! 「おいなにしやがったてめぇ」 携帯のカメラ機能を使っただけだよ 「撮ったのか、あんた?」 うん♪ 「犯罪だぞ、それ。消そうな?今すぐ消そうな?」 でも、これは隠し撮りじゃないよ!杏子ちゃんだって「パンツくらい見られても問題はない」って言ったもん! 言わばこれは杏子ちゃん公認の画像なんだよ! 「でも、あたし撮っていいなんて言ってないぞ?さぁ、消せ!今すぐ!」 杏子ちゃんが襲ってきた。でも、わたしはひらりと身をかわしたの だって、せっかく撮れたお宝画像を消せだなんて、そんなのあんまりだよ! わたしは大切なモノを守るために走り出す 「逃がすかよ!」 しかし、あっという間に杏子ちゃんに捕まって携帯を没収されてしまった。こんなの絶対おかしいよ・・・ 「ったく・・・、あんたにはほんと、手を焼かされるよ」 ごめんね杏子ちゃん。でも携帯は返してくれたらそれはとっても嬉しいなって 「あぁ、画像消したらな」 杏子ちゃんは片手でわたしを抑えながら、もう片方の手でわたしの携帯を操作して、画像を削除してしまった わたしの心の底にある宝石の色が濁っていくような気がした 「ったく、そんな絶望したような顔すんなって」 杏子ちゃんはそう言って、わたしの唇にキスをする 杏子ちゃん・・・? 「あんたも酷いよな。パンツくらいいつでも見せてやるし触らせてやるって言ってんのに、わざわざ撮るなんてさ」 でも、やっぱ形として保存しておきたかったし・・・ 「聞き分けのない奴だな・・・。仕方ねーな、あんたにはちょっとお仕置きが必要みたいだな///」 甘い甘いお仕置き・・・。それはとっても気持ちいいなって思ってしまったのでした コメント 699 名前:†[sage] 投稿日:2012/02/10(金) 00 00 27.24 ID RDLsc4EE0 [1/4] 2月10日、杏子ちゃんがこの前「ニートってなんだ?」って言ってた 今日は日露戦争が始まった日で、ゲームソフト『ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…』の発売日 哲学者シャルル・ド・モンテスキューや『黒死館殺人事件』の著者小栗虫太郎の命日でもある 『黒死館殺人事件』は夢野久作の『ドグラ・マグラ』、中井英夫の『虚無への供物』とともに「三大奇書」と呼ばれているらしい 呼んだ当時はそんな事を考えたりもしなかったが、日本のオカルティズム・衒学趣味小説の代表書と位置づけられている作品だとか 神秘思想や占星術、宗教学など色々な知識が鏤められていてわたしは面白い作品だと思った 杏子ちゃんの話にあった魔法少女の「先輩」はきっとこの作品を気に入るだろう ドラゴンクエストⅢといえば、この前に杏子ちゃんがGBC版のをクリアしていたのを思い出した そういえば、ドラクエⅢのリメイクは出ないのかな?出たら杏子ちゃんと一緒にプレイしてみたいなって また、語呂合わせで「ニットの日」とか「布団の日」とか呼ばれているらしい 因みに夜のお布団はわたしと杏子ちゃんの愛の営みでいつもびしょびしょだ わたしと杏子ちゃんは近所のコンピニエンスストア、縮めてコンビニにやって来ていた 「あたしお菓子欲しい」 杏子ちゃんがわたしの手を掴みながらお菓子のおねだりする うん、まずは買うものかってからね 「そう言えば何買いにきたんだっけ?」 お茶だよ、お茶。十六茶。今なら杏子ちゃん似の子のストラップがついてくるの! 「十六茶?あぁ、ここにあるぞ」 お手柄だよ杏子ちゃん。あとでたけのこでもきのこでもアルフォートでも買ってあげるよ! 「やった!ありがとな!」 じゃあ、杏子ちゃんに少しお手伝いしてもらってもいいかな? この赤い娘のストラップがついてるお茶を抜き出して、片っ端から買い物かごに入れてほしいのっ! 「ん?そんな事でいいならお安い御用さ」 こうやって、わたしと杏子ちゃんは計35本の十六茶と少々のお菓子を購入したのでした テーブルには35個の戦利品とおまけの十六茶 「あっ、間違って一つピンクのキャラの選んじまった!なんかごめんな・・・」 大丈夫だよ、人間誰しも間違いは犯すものだよ 「でも、このピンクのあんたに似ていて可愛いな・・・///これもらってもいいかい?」 いいよ、わたしだと思って大切にしてね♪あ、でもちょっと貸して わたしは杏子ちゃんの手からピンクの娘のストラップを取って、それを赤の娘のストラップの海の中に入れる まるで一人のわたしを34人の杏子ちゃんが取り合ってるみたいだよ/// わたしもロッソ・ファンタズマした杏子ちゃんに取り合いされてみたいなぁ/// 「恥ずかしいからそれ言わないでくれよ…///正直ちょっと恥ずかしいんだ///」 でも、本当にわたしは沢山の杏子ちゃんに囲まれて暮らしてみたいなって思うの/// 「悪いけど、あたしはもうそれは使わねーんだ。でも、その分だけ、あたしはあんたのことを愛してやるよ」 えへへ///34人分の杏子ちゃんの愛、楽しみにしてるね/// 「34なんて小さいことを言わずにあたし100人分、いや1000人分の愛をあんたに注いでやるよ///」 そんなたくさん///わたし受け止めきれるかなぁ?/// 「安心しな。あんたが嫌がっても一方的に愛を注いでやるからさ///」 熱くて濃くて甘くて幸せな愛にわたしは濡れる 杏子ちゃんもわたしの愛を受け止めてくれる 今日の杏子ちゃんの愛はいつもに比べて質も量も高い 「はぁ・・・はぁ・・・///のど渇いちまったな・・・///」 杏子ちゃん、これ飲む?間接キッスになっちゃうけど・・・/// わたしは一度口付けたの十六茶を杏子ちゃんに渡す 杏子ちゃんはそれをごくごくと飲んでいたが、急に杏子ちゃんは飲むのを止める 杏子ちゃんは口にお茶を含めたままだ すると杏子ちゃんはいきなりわたしの唇を奪い、口移しで十六茶をわたしに飲ませてくれたの/// 「あたしの愛たっぷりのお裾分けだよ///」 それはとっても甘い十六茶だったの/// わたしは杏子ちゃんと愛を語り終えた後、ふとテーブルを見た ピンクの女の娘のストラップが、沢山の赤の娘のストラップに囲まれて幸せそうな顔をしていた 貴女たちも愛を語り合っていたんだね/// コメント 794 名前:†[sage] 投稿日:2012/02/11(土) 00 27 20.56 ID F6v+LbWd0 [1/4] 2月11日、現在は建国記念日だが1873年から1948年の間は天長節と呼ばれていた 今日は初代天皇・神武天皇が即位した日で皇紀2600年紀元節の詔書が発布された日 測量家の伊能忠敬の誕生日であり、哲学者ルネ・デカルトの命日でもある 零戦こと零式艦上戦闘機の名称は正式採用されたのが皇紀2600年で、その下2桁が「00」である為だ 因みに皇紀2600年とは1940年で、零戦が運用開始されたのが7月で日独伊三国同盟が締結されたのが9月の事である また、太平洋戦争後期に活躍した紫電改や雷電などは1942年に年次名称を廃止したので年次名称は存在しない ルネ・デカルトといえば「我思う、故に我あり」(羅:cogito ergo sum)で有名な近代哲学の父 彼の思想の一つに全ての人間には良識(bon sens)が備わっているというものがあり、彼の思想は一種の性善説かもしれない また、デカルトは神の存在証明を行った事でも知られている デカルトの本体論的証明はヒュームやカントなどに論駁され、現在は誤謬とされているようだが、それでもその証明を試みたのは素晴らしい 彼以外にもアンセルムス、カント、スピノザにトマス・アクィナスなどが神の存在証明を試みたらしい わたしも彼らを見習って神の存在証明、真理の探究をしてみたいものだ 勿論、杏子ちゃんと一緒に「愛」を用いた方法でね せっかくの休日なので、わたしと杏子ちゃんは外出していた 今、わたし達はモノレールのボックス席に座っている モノレールに乗ったのなんて何年ぶりだろうか モノレールからの景色は電車のものと比べて何故か新鮮味を感じる 普段より高い地点から景色を見ているというのもあるだろうが、単に乗る機会が少ないからだろう 「あたしモノレールなんて初めて乗ったよ!」 杏子ちゃんは十六茶(昨日買ったヤツ)を飲みながら目を輝かせている お茶でよかったの?別にジュースや珈琲くらい買ってあげるよ? 「ううん、いいんだ。あたしお茶も好きだし。それに普通のペットボトルが500mlに対して十六茶は600mlだぜ? 100mlも多く入ってんだ。お得じゃないか!それにのど渇いた時は水かお茶が一番って母さんが言ってたしな」 杏子ちゃんって本当に出来た子だね。きっといいお嫁さんになるよ 「あぁ、あんたのな…///」 えへへ、わたしはとっても幸せだよ・・・ わたしは杏子ちゃんの頭を撫でる。可愛らしいアホ毛が手を動かす度にジャンプする 「あっ、見ろよ!富士山が見えるぞ!」 杏子ちゃんは「ほら、ほら!」と窓に映る景色を指差す 本当だ、富士山が綺麗に見える。きっと空気が澄んでいるのだろう 富士山と言えばこんな和歌があったね 田子の浦ゆ うち出でてみれば 真白にそ 富士の高嶺に 雪は降りける 「百人一首だっけ?この前テレビでやってたぞ」 意外と杏子ちゃん物知りさんだね 「でも、あんたがさっき言ってたのとはちょっと違うんだよなぁ」 ひょっとして、こんなのじゃなかった? 田子の浦に うち出でて見れば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ 「そうだ、それそれ!流石あんたは物知りだな!」 杏子ちゃんに褒めてもらえると嬉しいよ 「でも、なんで似たようなのが二つもあるんだ?ひょっとして、片方がもう一方のを真似したとかか?」 ううん、わたしの記憶だと最初の方は万葉集に載ってるもので新古今和歌集に載ってるものだよ 両方山部赤人が詠んだものだけど、後者の方は新古今和歌集を編纂する際に藤原定家が変えたとか聞いたことがあるね 「勝手に自分が作ったものを変えられるってのも微妙な心境だな。それにしてもやっぱあんたは物知りだな!」 わたしなんて全然物知りじゃないよ。だって、杏子ちゃんについて知らないこと、沢山あるもん/// 「じゃあ、あたしが教えてやるよ///あたしのことをさ…///」 そう言って杏子ちゃんはわたしの唇を奪ったの/// 名にし負はば 不死の名冠す 富士の山 我らも永久の 愛語りばや コメント 895 名前:†[sage] 投稿日:2012/02/12(日) 00 08 18.24 ID ok31frIi0 [1/3] 2月12日、そろそろ杏子ちゃんに贈るチョコレートを考えておかなきゃ 今日は黒田清隆首相が超然主義演説を行った日で、『ラプソディ・イン・ブルー』が初演された日 同志社大学創立者新島襄や小説家直木三十五の誕生日で哲学者イマヌエル・カントの命日 カントと言えば、ドイツ観念論哲学の祖として有名で、フィヒテ、シェリング、ヘーゲルなどに大きな影響を与える事になる 彼の哲学は批判哲学と言われ従来のデカルトらの大陸合理論とベーコンらのイギリス経験論を綜合したものとして知られる ただ、その批判哲学は綜合しただけの言わば「静」の哲学であり、高みを目指す「動」の弁証法を提唱したヘーゲルには批判されたという そんなヘーゲルの弁証法も余りにも綺麗に整えられ至って観念的な方法であるとして実存主義のニーチェやキルケゴールらに批判されてしまう それでも、カントが思想界に新たなるパラダイムを生み出した事は万人が認めざるを得ない事実であろう また、カントは非常に規則正しい人で、決まった時間に決まった道を散歩するので町の人は彼を見て時計を合わせたとさえ言われる しかし、そんなカントも散歩を忘れてしまった日があった。その日、彼はルソーの『エミール』を読み耽っていたらしい その際の事をカントはこう語っている 「私自身は生まれつき研究者である。無学の愚民を軽蔑した時代もあった。 しかしルソーが私の謬りを正しくしてくれた。私は人間を尊敬することを学ぶようになった」 これはカントの道徳哲学に強く影響を与えたと言われる。 それにしても人間とはたった一つの出逢いだけでこうも変わる。実に面白い事だとわたしは思う これはカント云々ではなくて、わたしもその身を以って知っているのだ わたしは杏子ちゃんと逢って変わった。杏子ちゃんはわたしの乾燥のまどろみを打ち破ってくれたのだ 杏子ちゃんという存在は、わたしという存在に無意識に恐ろしいほどの大きな影響を与えている わたしもわたしという存在を杏子ちゃんという存在に刻み込みたいと思う。強く、深く、熱く。 だから、わたしは今日も杏子ちゃんを情熱的に愛し続けるの 杏子ちゃん、今日はブラジャーの日らしいよ! 「え?あぁ、そうなんだ」 あれ、なんだか杏子ちゃん、反応が薄いね 「あたし別に下着とかに興味ないしなー。別に見られるとしてもあんたくらいだし気にする必要もないじゃん?」 じゃあ、今、お洋服を捲って見せてくれたらそれはとっても嬉しいなって 「やっ…やだよ!///自分からなんてそんなこっ恥ずかしいことできるか!///」 えー!ちょっとだけでいいから見せてよ?ね?一生のお願いだから! 「やだ!あんたの頼みでも絶対やだ!///」 杏子ちゃんはわたしの行動をアホ毛で察知したのか、わたしから逃げようとする でも、背中を見せたのが運のツキだったね。わたしは逃げる杏子ちゃんを後ろから捕まえ脇の下をこちょこちょと擽る 「あんっ…!///腋は弱いからやめろって///ひゃん!///」 杏子ちゃんがわたしのリビドーを刺激するような声をあげる 好し。わたしの目論見通り、杏子ちゃんに隙が出来た。あとは杏子ちゃんのお洋服をペロンと捲るだけ! わたしはドサクサに紛れて杏子ちゃんの向きを変え、その可愛らしいお洋服を思い切り上にあげた 待ち望んだ理想郷がわたしの網膜に映る! Oh・・・ 杏子ちゃんの服の下は予想通りと言えば予想通りかもしれないけど、斜め上を行った姿でもあった だが、どちらにせよ名状し難いほどに可愛らしいものを見せてもらったよ、わたしは 「もうお嫁にいけない・・・」 杏子ちゃんが顔を真っ赤にして涙目で言った 「責任とれよな、あんた…///」 当たり前だよ、杏子ちゃん!それに、わたし以外に嫁ぐなんて許さないよ/// でも、杏子ちゃんらしいと思うよ、その姿は/// 「変じゃないか?///あたしくらいの年のやつはもう━━」 ううん、変なんかじゃないよ!それに他の子は他の子、杏子ちゃんは杏子ちゃんだよ! それに彫刻とか絵などの美術的作品を見れば分かるとおもうけど、杏子ちゃんのその姿は真善美を表しているんだよ 「真善美・・・?よく分からないけど、あたしおかしくないんだな?///」 おかしくなんてないよ!杏子ちゃんはわたしの大切な人だもん/// 「ありがとな」 杏子ちゃんはそう言ってわたしの頬に口付けをする 「でも、いきなり脱がそうとしたことに対してはお仕置きしないとな///」 今日もわたしと杏子ちゃんは真理に一歩近づいた気がしたの コメント
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対杏子戦 名前 モンスター名 種族 体力 攻撃力 防御力 移動力 LV 特技 タイプ テイルス ミミー どうぶつ 87 73 27 5 3 しっぽっぽ クール エルフィー ホーリーエルフ すいちゅう 162 27 62 2 3 オイノリ インテリ タマゴン ハンプダン とり 61 72 11 6 2 カリロメット ガッツ ラビー ロップ どうぶつ 98 48 30 4 1 うさキック ガッツ すももちゃん ラブチャン むしゅ 104 77 43 3 3 ラブアタック クール レイン ポワリン どうぶつ 152 58 24 5 3 ポワリンフード インテリ 城之内 モクバ 遊戯と城ノ内よりは強い。とりあえずエルフィーの特技の連発がうっとうしい。それなりに攻撃力のあるコマも増えてきたので、注意。 -- 名無しさん (2012-01-09 16 41 10) キャンペーンで初めて後攻になるので陣地選びを慎重に。体感的には柱2本側の方を取った方が守り易く攻め易い。直進で攻められる水中や竜がオススメ。 -- 名無しさん (2020-11-18 08 01 17) 名前 コメント
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【01-10】 【11-20】 【21-30】 【31-40】 【41-50】 【51-60】 【61-70】 【71】 【72】 【73】 【74】 【75】 【76】 【77】 【78】 【79】 【80】 【81-90】 【91-100】 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1317817493/ 38 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/06(木) 00 26 32.96 ID rsYKmH8I0 [1/5] 170 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/07(金) 00 33 03.12 ID 83RY3iNU0 [1/5] 490 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/08(土) 00 33 55.58 ID fKtzmM0a0 [1/7] 804 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/09(日) 00 29 49.46 ID qPuDcfFg0 [1/6] 936 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/10(月) 00 28 47.36 ID 9xkMMhPO0 [1/2] 38 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/06(木) 00 26 32.96 ID rsYKmH8I0 [1/5] 今日は雨が降っていてすごく寒いからお炬燵を出したよっ! ちょっと早すぎるかもしれないけどいいよね! 杏子ちゃんはお炬燵に入るのは初めてのようで、はしゃいでいた。 確か杏子ちゃんのお家はキリスト系だったね。 お炬燵ではしゃいじゃう杏子ちゃん、とっても可愛いよ! 「炬燵って気持ちいいんだな~」 わたしのすぐ隣の杏子が気持ちよさそうに言う。 幸せそうな杏子ちゃんを見るとわたしもとっても嬉しくなるの。 「炬燵っていうと蜜柑が食べたくなるな~」 うぅ、ごめんね・・・。蜜柑はまだ買ってないの。 「そっかー、ちょっと残念だけど仕方ないな」 杏子ちゃんがガッカリしてる・・・ 杏子ちゃんが絶望しちゃう! わたし、蜜柑買ってくるよ! わたしはそう言って立ち上がろうとするが杏子ちゃんに止められた。 「ちょっと待ちなよ!こんな大雨の中行くことないだろ!」 でも、杏子ちゃん、蜜柑食べたいんでしょ・・・? 「はぁ・・・まったくまどかは・・・」 杏子ちゃんがわたしの身体を寄せて優しい声でこう言ったの。 「あたしにとって一番大切なもんはまどかさ。 だからアンタがこんな大雨の中外に出て風邪でもひいたらあたしはとっても悲しいなって」 杏子ちゃん! わたしはとっても嬉しかった。大好きな人が自分の身を案じてくれて・・・。 そう思うと身体がなんだか温かくなってきた。 なんだか身体が火照っているの///。 それはお炬燵によるものじゃなくて、杏子ちゃんへの気持ちでそうなってるのは明瞭なの///。 杏子ちゃん大好き! わたしは杏子ちゃんにスリスリと頬擦りをする。 「わっ/// 調子狂うよな・・・ほんと///」 杏子ちゃんの身体もわたしと同じようにポカポカと火照っていて、わたしが更に身体が温かくなってきた感じがしたの。 わたしと杏子ちゃんはお炬燵に串刺しになって、お互いの瞳を見つめ合う。 こうやって見つめあってると恥ずかしいね・・・/// 「でも、こういうのって幸せじゃないか?///」 うん、とっても幸せ・・・/// わたしは杏子ちゃんの身体をぎゅっと抱きしめて唇を重ねる。 杏子ちゃんもわたしを優しく抱擁してその麗しい唇をわたしに委ねてくれる。 えへへ。今日はなんだか温かいね?/// 「そうだな・・・///」 でも、これからもっと温かくしちゃうよ? 「上等だよ///」 わたしと杏子ちゃんの粘膜が官能的な曲を奏でる。 お互いにお互いの愛を貪りあって、わたしたちの顔は愛や汗でびしょびしょ。 そういえば、学校の古文の授業を思い出したよ。 濡ると寝るは掛詞なんだって。 うん、今のわたしと杏子ちゃんは正しくその状態だね・・・/// 「あんっ!あんっ!///」 今日も杏子ちゃんはわたしの好きな声で唄ってくれる。 どんな歌よりも優しくて温かくてわたしの大好きな唄。 それは聖女が眠れる愛し子を宥める為に奏でる子守唄。 楽園には甘いミルクの霧が立ちこめる。 そして二人を包んで隠してしまうの。 でも、その中に確かにあるの。 そう、二人のお互いを求める切なくて、とっても甘い愛が。 わたしと杏子ちゃんは楽園から帰ってくることはなかった コメント 170 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/07(金) 00 33 03.12 ID 83RY3iNU0 [1/5] あぁ、杏子ちゃん 貴女はわたしの永遠の恋人 わたしが寂しい時はいつもそばにいてくれる わたしが泣いている時はいつも励ましてくれる 貴女はわたしに真の喜びと幸せを与えてくれた 無知蒙昧なわたしを啓いてくれた 貴女はわたしの生きる指標 真っ暗な大海に投げ出されたわたしを導いてくれる灯台の灯火 たとえ、如何に狂風が吹けども、わたしは貴女の光を頼りにこの大海を進んでいこう ここはどこだろう? わたしと杏子ちゃんはある岐路で立ち止まっていた そこには古びた看板が立っていた しかし文字が擦れて全く読めない これは困ったものだ なにせ、私と杏子ちゃんと看板と岐路以外のものが全く見えないときたものなのだから 真っ白な霧が一面を覆いつくしていた どうやってここまで来たのかわからない 戻り道も分からないのだ ただ、この岐路のどちらかを選択して進まなくてはならないようだ ずっとここで考えていても答えは出ない わたしたちはどうするべきか? そんなこと明瞭だ。 あれかこれか、二者択一の選択をわたしたちは求められているのだ それでも、わたしは迷った もし誤った道を進んで思いがけない不幸に遭遇してしまうかもしれないと考えたからだ それにわたしには杏子ちゃんがいる この最愛の恋人を危険に晒すような真似は出来ない わたしが悩んでいると杏子ちゃんはこう言った お前の進む道ならどんな困難が待ち受けていてもかまわない、と お前の進む道がきっと答えなのだろう、と わたしは目が醒めた そう、わたしにとってもそれは同じことだった 杏子ちゃんと一緒なら何処にでも行けるのだ・・・ また、杏子ちゃんに導いてもらってしまった まったく我ながら情けない しかし、わたしはもう迷わない 杏子ちゃんの手を握り、わたしは駆け出した 不思議と心は晴れ晴れとしていた そして霧は晴れ、まわりは一面の花畑と姿を変えた ありがとう、杏子ちゃん そして、わたしたちは例の如く互いの愛を貪りあった コメント 490 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/08(土) 00 33 55.58 ID fKtzmM0a0 [1/7] 杏子ちゃん 譬えるなら貴女は真紅の薔薇 その燃え滾る情熱は わたしの心を恋焦がす 杏子ちゃん 譬えるなら貴女は甘い蜜 その甘美な誘惑の蜜は わたしを捉えて離さない 杏子ちゃん 譬えるなら貴女はわたしの王子様 凛々しい瞳とその槍は わたしをいつも護ってくれる 杏子ちゃん 譬えるなら貴女は私のお姫様 可憐な髪に幼い八重歯 甘くて可愛い声も素敵 ねぇ杏子ちゃん 気持ちいね 大きな林檎の木の下で 互いの瞳を見つめ合い 共に身体をくっつける 貴女の唇 わたしの唇 この楽園で 逢瀬を交わす 貴女の瞳にわたしの瞳 わたしの瞳に貴女の瞳 ますます気持ちが昂ぶって 強く、強く、抱きしめる 持てる愛の全てを出し切る 白い糸が二人を繋ぐ まるで、それは天の川 わたしと貴女の愛の橋 今日も夜が明けるまで 杏子ちゃんと愛を語らむ コメント 804 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/09(日) 00 29 49.46 ID qPuDcfFg0 [1/6] 空の色が清明(あきらか) これが秋の語源らしい たしかに気持ちの好い空だ 暑くもなく、寒くもなく、実に中庸の取れた季節 勉学の秋、読書の秋と人は口々に言うが わたしの最愛の人にとっては食欲の秋だろう 杏子ちゃんは美味しそうに柿を食べている 昨日は葡萄を、一昨日は梨を食べていた お腹を壊さないといいけれど、とわたしは彼女のことを心配してしまう なんせ、杏子ちゃんの食べる量は普通の女の子と比べて異常だ 彼女の笑顔が見られるのはとても嬉しいことだけれども、やっぱり体調を気にしてしまう でも、当たり前のことだろう 何故ならわたしは杏子ちゃんの永久のパートナーなのだから それにしても杏子ちゃんは好く食べるものだ 秋だというのに杏子には飽きが来ないようである しかし、彼女の顔は可愛らしさと同時に清明なも持っていた さて、実はもう一つ秋には語源があるらしい 椛などの紅(あか)が転じて秋となったという説だ 紅・・・その色から真っ先に想起させられるもの それはやはりわたしの恋人、杏子ちゃんだろう 彼女の髪の色、魔法少女となった時の衣装の色、そして彼女の情熱の心の色だ 杏子ちゃんの情熱的な愛はわたしを燃やし尽くすほどに素晴らしい 恋焦がれる、という表現では生温いくらいなのだ 最後にもう一つ秋の語源を語ろう 穀物の収穫が飽き満ちる、というところから秋に転じたという説 わたしの心も飽き満ちるほどに杏子ちゃんのことを想っている しかし、それでもわたしの心は満ち足りないのだ 自分でも飽き満ちるほどの愛を享けていると感じつつも 飽くなきまでに杏子ちゃんの愛を求めている 飽きることなく杏子ちゃんの愛を求めても常に心のどこかに空きはあるの だから、わたしは杏子ちゃんを毎日抱きしめて、空きに明きが満ちるように彼女を愛す わたしにとって秋は情熱と恋愛の季節 大きな林檎の木の下で飽くなきまでに激しく甘い愛を奏でる 林檎のような杏子ちゃんの顔、紅葉のような杏子ちゃんの手 全てを抱きしめて楽園で杏子ちゃんと謳う 甘い秋風に頬を撫でられながら わたしは杏子ちゃんの全てを感じ取るの コメント 936 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/10(月) 00 28 47.36 ID 9xkMMhPO0 [1/2] 大好きだよ杏子ちゃん そのほっぺたが大好き その唇が大好き そのアホ毛が大好き そのくりくりした瞳が大好き その綺麗な脚が大好き その膨らみかけの胸が大好き その腰のくびれが大好き 杏子ちゃんの全てが大好き わたしを撫でてくれる杏子ちゃん わたしを褒めてくれる杏子ちゃん わたしを愛してくれる杏子ちゃん わたしにキスしてくれる杏子ちゃん 眠れない夜はいつもわたしのそばにいてくれたね 海で海月に刺されて泣いてたわたしに魔法を施して慰めてくれたね 誕生日の日には一生懸命ケーキを作ってくれたね 傘を忘れて公園でひとりぼっちだったわたしを傘に入れてくれたね 夏の最後にわたしを丘に連れ出して綺麗な星空を見せてくれたね わたしの手を引いて美味しいラーメン屋さんに連れていってくれたね 風邪をひいて寝込んでいるわたしを付きっ切りで看病してくれたね 雨でビショビショになったわたしをお風呂で綺麗に洗ってくれたね 寂しい夜にはわたしのことを抱きしめて愛を囁いてくれたね あの暑かった夜には一緒に熱い愛を育んでくれたね あの肌寒かった夜にはわたしを抱いて温めてくれたね 昨日の夜には赤くなりながらわたしのことを可愛いって言ってくれたね そして、今、わたしと一緒に同じ寝台で愛を語り合ってくれているね 杏子ちゃん、わたしは貴女に恩返しするよ 今までにないほどの特大級の愛を注いであげる 驚かないで、そう、わたしの瞳を見て 偉いね杏子ちゃん、期待していてね 杏子ちゃんからもらったもの全てここで返して見せるよ 初めて逢った時はもっとツンツンしていたね あの時の杏子ちゃんは高嶺に咲く一輪の赤い薔薇だった でも、今の杏子ちゃんはまるで優しい白百合のよう わたしは杏子ちゃんと唇を合わせる 杏子ちゃんも目を瞑りわたしに身を委ねてくれている わたしは杏子ちゃんを抱きしめて愛の蜜を語り始める わたしの全ての杏子ちゃんからもらった愛を返したよ だから、わたしの中はからっぽになっちゃったの だから、これから杏子ちゃんの愛をわたしに与えてほしいの コメント
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ふむ・・・そうか、真紅の薔薇の風呂は気に入ってくれたか それはよかったよかった ではここにある神の子の血を共に飲もうではないか なに?未成年だって? ハッハッハ面白い事を言うね杏子よ やはり君は敬虔な子のようだ 僕の見る眼は間違っていなかったようだ いいかい?杏子 君は今まで魔女と闘い、沢山の者を救ってきた 生命的にも 精神的にもだ 僕もその一人だ そんな杏子をどうして責められようか それがたとえ神様だろうとしても さぁ、飲みたまえ杏子 そして僕たちはこれから愛の魔術を行う 誰にも止められない 止めさせない さぁ、私を狂わせてくれ! コメント 175 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/03/31(木) 00 00 17.13 ID EsvfEmPO0 はぁ・・・あんこちゃんと宇宙旅行に行きたい。 近未来・・僕とあんこちゃんは宇宙へ旅行する事になるの。 あんこちゃんはとても楽しみにしてるみたいで、「チョー楽しみ!」と大興奮なの。 当日、僕達は宇宙船に乗っていざ宇宙へと旅立つの。 どんどん地球から離れていく中、あんこちゃんは窓から外を見て「わーすげえすげぇ!」と目を輝かせているの。可愛い。 とりあえずご飯を食べる事にした僕とあんこちゃん。 あんこちゃんは宇宙食に興味津々のようで「これ上手いのか?」と言いながら吟味しているの。 中身を出すと宙に浮いちゃって、それを見たあんこちゃんは必死になって食らいつくの。 僕はその姿がおかしくてクスクス笑っちゃうんだけど、あんこちゃんに気づかれて「ウゼェ!!」って怒られちゃうの。 しばらくした後、宇宙の景色を見ていた僕とあんこちゃんは何だか良い雰囲気になっちゃうの// 僕「あんこちゃん」 あんこちゃん「な、なんだよォ///」 僕「スケベしようや・・・」 あんこちゃん「!?///い、いいぜ・・//」 僕とあんこちゃんは宇宙という無の空間・・無重力の中、裸で浮きながら抱き合うの・・・ そして・・僕の下半身のスペースシャトルは、あんこちゃんのブラックホールの中に吸収され、やがてビックバンを起こしてしまうの/// コメント 177 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/03/31(木) 00 00 21.59 ID pzlMbuOhO はぁ…あんこちゃんかわいい。 あんこちゃんと一緒に山へイチゴ狩りに行くの。 あんこちゃんは前日からワクワクしていて、その姿を見てるだけでも幸せなの しばらく山を登ると、イチゴがたくさん出来ている場所に到着するの。あんこちゃんは「早く採ろうぜ!早く早く!」とせっかちになってるの。 僕達は力を合わせて採ろうとするの。高い所にあるイチゴを肩車で もちろん僕が下であんこちゃんが上のポジションなの。 この時、あんこちゃんの太ももの感触が肌に伝わってきて、ちょっとおっきしてしまうけど内緒なの// そして、たくさんのイチゴを収穫して僕達は喜びながらイチゴを味わうの。 あんこちゃんは「チョーうめぇ!」と大満足。その笑顔を見られただけで僕はもうどうなっても良いの… 帰宅してから、僕はあんこちゃんにこう告白するの… 「あんこちゃん。イチゴのように狩っていいかぃ?」と。 あんこちゃん「あたしを食うかい?//」 そして、僕はあんこちゃんの未成熟な二つのイチゴを頂いちゃうの/// コメント 546 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/01(金) 00 00 12.39 ID DEy/h2FAO 杏子ちゃんと一緒に買い物に行きたい。お菓子や食料品が沢山売ってるコンビニに行きたい。 ジャンケンで負けちゃって僕の奢りなの。にししって笑うあんこちゃんの八重歯がかわいい。 あんこちゃんはコンビニに入ってカゴを持つの。沢山買うために張り切ってるの。そして僕は後からついて行くの。 まずあんこちゃんはまっすぐにパンコーナーに行くの。そこでハンバーガーを買うの。 それであんこちゃんは、「これ温めてもらう?」ってハンバーガーを二つふにふにしながら訊くの。 一つは僕のぶんで、僕は嬉しくなって「うんっ」って言うの。 かごにハンバーガーを入れたまま今度は冷たいお菓子コーナーに行くの。 あんこちゃんはガリガリ君を物欲しそうに見てるのけど直ぐに窓の外を見て、寒い夜空を見て、次のコーナーに行くの。 そしてパックに入ったみたらし団子三個セットを買うの。あんこちゃんは棒までペロペロするのが好きなの。 ぼくはあんこ団子三個セットを買うの。あんこが大好きだから… 最後に駄菓子コーナーに行くの。あんこちゃんはお互いがくっ付いたチューペットを一つかごにいれるの。 「二人で分け合おうね」って言うあんこちゃんの顔をじぃっとみると、顔を赤くして可愛い。 雰囲気を変えるようにあんこちゃんはうまい棒をとるの。あんこちゃんはコンポタ味、僕はサラダ味。(これも後ではんぶんこしようねっ。) 量は多いけど、そんなに高くはない買い物をした後、二人で肩を触れ合わせながら家に帰るの。時々袋が当たってガサガサいうの。 それで、二人でパーティー気分で食べるの。結局団子もチューペットもうまい棒もはんぶんこするの。 それで、夜は僕のうまい棒を咥えてもらうの。チューチュー吸ってもらうの。 僕の方はふにふにしたあんこちゃんのあんこをぺろぺろしたり、お尻にねるねるねーるねを入れたりして遊ぶの。 それで一回合体して、二人で暖めあって寝るの。 二人は幸せなの…。 コメント 547 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/01(金) 00 00 20.21 ID sSdJHFEq0 あんこちゃんと一緒に、山へハイキングに行きたい。 山といっても、そんなに高い山ではなくて、裏山程度の山。 頂上へは舗装された道路がぐるり、ぐるりと螺旋状に通っていて、結構遠いの。 だから、半分くらい登ると二人とも疲れて無口になってくるの。 そしたら、山の斜面に湧き水が湧いているのを見つけるの。 あんこちゃんと目を見合わせて、そこで休憩することにするの。 あんこちゃんは疲れた体を斜面にもたれ掛けるようにして、上を向いて、小さい滝のような湧き水に口をつけるの。 僕はあんこちゃんの湿った髪、上気した顔、ごくごくと咽喉を鳴らしながら見える白い首筋、そして口からこぼれる水を見て、 綺麗だな…と思うの。 僕もあんこちゃんの様に飲もうとするけど、格好がつかないと思ったから手ですくって飲むの。 そして山登り再開。 今度はあんこちゃんの髪のように赤い、野いちごが頂上へ行く途中になっているの。 僕たちは、その甘酸っぱい野いちごを食べたり、摘んだりしながら元気に頂上へ行くの。 それで、頂上で二人で一緒に鐘をつくの…一生一緒にいれますようにって。 帰りは楽しく降りて、家に帰って二人でシャワーを浴びて、野いちご料理を食べるの。 そして夜は、僕があんこちゃんに湧き水を飲むときのような表情をさせてあげるの。 それであんこちゃんの甘酸っぱいところを舐めたり、摘んだりするの。 そして、山で摘んだ野いちごをあんんこちゃんの大事なところに入れて…突くの/// コメント 548 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/01(金) 00 00 33.84 ID Ke6mQNYU0 すまない、杏子 心から陳謝しよう どうやら僕には君を幸せにする事が出来なそうだ もとより僕にそんな資格なかったのかもしれないが・・・ ここでお別れだ 杏子 幸せになりなよ 君と過ごした太楽しかった輝くしい日々は絶対に忘れないよ 永遠に記憶に留めておこう (木から鳥がバサァと飛び立つ) (舞台は暗転 ここで杏子泣き出し私の襟袖を?む) ・・・っておいおいおいおいおい!! 何泣いているのさ? ホラ今日の日付を見てよ (ここで私、カレンダーを見せ、今日の日付を指す) そうさ・・、今日はエイプリルフール(虚偽の日)さ (杏子、紅潮しつつも涙を流す) ごめんごめん・・・いやぁ、ここまで感情をあらわにしてくれるとは嬉しいよ (私、杏子の頭を優しく撫で、涙を手で拭う) 「・・・」 (杏子、紅潮しつつもムッとした表情で私を見上げる) 本当にごめん・・・ 「なら・・・」 (杏子、更に紅潮して言う) 「なら・・・本当に悪いって思ってんなら行動に表せよ・・・バカ・・・」 (杏子、目を瞑り顔を私に近づける) ごめんな・・・杏子 (私、杏子にキスをする) コメント 806 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/02(土) 00 00 13.75 ID sSdJHFEq0 時間が無かったので過去スレのあんこちゃんポエムあんこーる はぁ…あんこちゃんと一緒に初詣に行きたい。 あんこちゃんの着物姿はとっても可愛いの。思わず見取れてたら「チョーウゼエ//」って怒られちゃった。 場所は明治神宮。さすが元日だけあって凄い人なの。あんこちゃんがはぐれないようにしっかり手を握ってあげないと。 ようやく順番が来て、僕はお祈りするの。(「あんこちゃんと一生幸せに暮らせますように」) 参拝が終わって僕はあんこちゃんが何を祈ったか尋ねるの。 あんこちゃんは顔を真っ赤にして「う、うるせぇ///」 って拗ねちゃったの。どうしたんだろう? 帰りはじゃがバターやイカ焼きなどを食べるの。あんこちゃんの幸せそうな顔。はぁ 帰宅するとあんこちゃんはモジモジしながら僕に近づいてくるの。「なぁ、スケベしようか//」 僕はビックリしたけどうれしくて押し倒しちゃったの。 こうして・・・姫始めを楽しんで一年が始まるの/// コメント 810 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/02(土) 00 01 27.38 ID BM8xry250 あぁ、なんて事だろう 杏子がいっぱいいる 可憐な杏子が沢山いる なんて幸せなんだろう されど・・・ こんなに沢山に乗っかられると些か苦しい・・・ 嗚呼これが愛の重みというやつか ならば それを一身に受け止めよう (暗転) 鳥「チュンチュン」 (寝台にて) ん?うわっ(杏子、私の頬をつつく) 「おい!いつまで寝てんだよ・・・ったく・・・」(杏子 頭を掻く) あれ・・・?夢? 「どんな夢見てたんだよお前」(杏子、呆れ顔) 星の数ほどの杏子に押しつぶされる夢(私、起き上がりながら背伸びをする) 「大丈夫かよ お前の頭・・・」(ジト目) ははは・・・ 「でもさ」(杏子、少し語気を強める) 「それって浮気だよねェ?」(不満そうに) え? 「傷ついたなー? 謝るなら態度で示してほしいなー」(ジト目) ・・・(私、杏子にキスをする) 「んっ・・・バカ///」 / / / / / | l l ヽ ヽ / | | / / ./ .| | l l iヽ `、 ,! / | イ .ハ /l / | i ト .| | | ! ! | /| | / | | | / |i | il / | | / / | | リ | i | | |`Tr 、| | .l| |i | / | .ii レ/| |.、 | |l | i ヽ | | Vヽ- __,| /, -七t レ ./ | !| | |l ii、 | -  ̄レ リ | /ニ | リ | |.! |Y r、 .ヽー―‐ 、___,, | ィ , | .| V | | | .i|ヽ.!///// ////// / ,イ,r'´イ / V l 、 ′ '´ ,/,イ l | / / `ヽ ___ , r ´ l lV / / `r t 、 _` イ_´. l l | ./ / .| .ヽヽ、__ , -..=.-' | ..l l | / , _ _ _ _ _ _.-'、 . . . . . .li,.イ, 、 . . . /-、| l 、 l / //Y`ヽ / / ソ / . . | | ̄ ̄ ̄`ヽ ヽ / // . l / / / . . . . . .| | ヽ . \ コメント